飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2025年10月11日:愛知旅行記1(飛行機撮影中止!明治村で思わぬ歴史探訪に!)

10月11日、この日は午前中はセントレアで撮影し、頃合いを見て岐阜へ移動しようと計画していました。

朝、窓を開けると…どんより曇り空。さらに雨も降る予報が出ています。
フライト予定を見ても特別塗装を含め、レア機は飛来せず。こんな天気で撮影しても仕方がないので、今日は撮影は中止し、どこか観光に行くことにしましょう。

とりあえず朝ごはん。東横インの朝ごはんはカレースープがお気に入りでしたが…何ということでしょう、ベジタブルスープに変更になってしまいました…。

サンドできるミニパンなどもあります。

これでも十分なラインナップな朝食ですね。

私もパンに肉だんごを挟んでいただきます。

さて、どこに行こうか…去年は同じく曇り空であったので、名古屋市内の観光にいきました。今回は犬山方面に行ってみましょう。犬山には『明治村』という明治時代の建築物を移築、一同に集めたテーマパークがあるのです。

www.meijimura.com


時刻表を見ていると、朝と夜の時間帯だけ、新鵜沼へ向かうミュースカイがあり、これに乗ると乗り換えなし、1時間ほどで到着しそうです。
そうそう、今回名鉄の株主優待乗車券をゲットしておきました。新宿の金券ショップで900円ほど。
中部国際空港-犬山や中部国際空港-岐阜は1500円ほどかかるので、株主優待乗車券を利用したほうがお得になります。

ミュースカイの座席指定料は450円。お安いですね。ほぼ貸し切り状態の車両で犬山へ出発。

1時間ほどで犬山駅に到着。荷物を駅構内のコインロッカーに預け、外へ。

犬山駅から明治村は路線バス。約25分ほど揺られます。レトロな着物を着た方も乗っていますね。

時刻は10時。明治村に到着!空は曇り空。雨は降らないでくれよ…と思いつつ、園内に入ります。今回は電車内でアソビューの前売りチケットを買っておきました。2500円の入場料が2200円になります。入口から登録有形文化財の第八高等学校正門。

園内は1丁目から5丁目まであり、エリアごとに違う景色を楽しめることができます。

広い園内はボンネットバスも走っています。一日乗車券で500円。私は歩きましょう。
現存する最古の県庁舎、三重県庁舎
明治12年(1879)に建てられた県庁舎で、洋風建築の技術が日本各地に広まり始めた時代を代表する建物です。設計は三重県技師・清水義八によるもので、木造二階建ての擬洋風建築。外観は洋風ですが、内部には和の意匠も随所に見られ、明治初期の和洋折衷建築の特徴をよく伝えています。

典型的な擬洋風庁舎建築、東山梨郡役所
明治18年(1885)に山梨県東山梨郡(現在の山梨市・甲州市一帯)の行政機関として建てられた建物です。木造二階建ての擬洋風建築で、当時の地方行政の中心施設として使用されていました。
外観は洋風の装飾を取り入れつつ、全体の構造は日本の伝統的な木造技術によって造られており、明治初期に地方へと広がった和洋折衷の官公庁建築を代表する建物です。正面中央の玄関ポーチや、二階のバルコニーが特徴的で、重厚さと親しみやすさを併せ持っています。

このように歴史的建造物が立ち並んでいます。

江戸風情を残す宿場町で異彩を放った西洋医院、清水医院
明治30年(1897)頃、長野県木曽郡大桑村須原で開業した医院を移築・復元した建物です。

建物は木造二階建てで、玄関まわりには洋風の装飾が施されていますが、内部には畳敷きの和室もあり、生活空間と診療空間が一体となった明治期特有の和洋折衷建築です。待合室や診察室、薬棚などが当時のまま再現され、近代医学が日本各地へと広まっていった様子を感じ取ることができます。

増改築を繰り返した3階建ての町家、東松家住宅
東松家住宅は、名古屋市中心部・堀川近くにあった町家で、明治時代には油屋、のちに堀川貯蓄銀行を営んでいました。塗屋造りの伝統工法で建てられた木造3階建てで、間口4間・奥行き8間半の典型的な町家形式。江戸末期の平屋から始まり、明治28年に後方へ曳家して2階を増築、さらに明治34年には3階を加えるなど、たびたび改築を重ねてきました。

内部ではハレの日に食べられていたという食事風景も再現されています。

耐火性に優れた土蔵造りの銀行、安田銀行会津支店
旧安田銀行若松支店は、会津若松市に建てられた黒漆喰塗りの土蔵造建築です。寄棟屋根に赤味の塩焼き瓦を葺き、吹き抜けの営業室上にはギャラリーを配置。伝統的な和風建築に、玄関ポーチや石積みの腰壁、円柱など洋風の意匠を融合させた建物です。
内部はハイカラ衣装館、明治の衣装に着替え、村内を歩くことができます。

西欧を思わせる端正で重厚な石造建築、札幌電話交換局
明治33年(1900)、北海道で電話交換業務が始まるのに合わせ、高価な交換機を火災から守るため地元産石材で建てられました。木造の内部を持つ石造2階建てで、窓の意匠や胴蛇腹などに西欧ルネッサンス風の様式を採用。明治36年に郵便電信局へ併合され、明治43年に増築後は札幌中央郵便局として使われました。


内部には当時使用されていた電話交換機が展示されています。一つ一つ、配線を振り替えて電話を繋いでいました。

日本で最初に営業をはじめた路面電車、京都市電
京都市電は明治28年、京都駅近くから伏見までの約6.4kmで開業し、第四回内国勧業博覧会の来場輸送に活躍しました。日本初の営業電車であり、後に路線を拡大して市民に親しまれましたが、市営電車の導入により大正7年に市へ買収。明治村では、明治43~44年製の大型車両が保存・展示されています。
いわゆる、チンチン電車というものですね。園内の移動用電車として実際に乗ることもできます。

現存する最大の木造郵便局舎、宇治山田郵便局舎
伊勢神宮外宮前に建てられた郵便局舎は、木造平屋の銅板葺きで、中央に円錐ドーム、両翼に寄棟屋根を持ちます。正面には小ドームの角塔があり、外壁は北欧風ハーフティンバー様式。漆喰レリーフや下見板張りを用い、窓口カウンターや郵便物発着口、切手倉庫、電話交換室など当時の郵便機能が残されています。


中では本当に郵便局業務を行っています。

当時の郵便飛行機。中島のAT-2。機体番号はJ-BBONとなっています。

明治期の歌舞伎や落語、政治演説の舞台が行われた、呉服座
大阪府池田市西本町の猪名川沿いにあった呉服座は、明治7年創業の戎座を明治25年に移築・改名した芝居小屋です。木造2階建て杉皮葺きで、舞台と客席に大きな切妻屋根をかけ、正面には太鼓櫓と絵看板掲示用軒を設置。黒漆喰と下見板、和洋折衷の出入口扉など、伝統と新しさが融合した建物です。

表構えや番台に古風な銭湯のおもかげを見る、半田東湯。

知多半島の港町にある風呂屋。1階奥の浴槽は男湯と女湯が目隠しだけで仕切られ、2階では湯上がりの常連客が雑談を楽しみます。江戸時代の湯屋の面影を表構えや番台に残しています。

近代古都で布教の拠点となった白亜の教会、聖ザビエル天主堂。

16世紀の来日者フランシスコ・ザビエルを記念し、京都・河原町三条に建てられたカトリック教会堂。明治12年(1879)に布教を始めたパリ外国宣教会のヴィリオン神父らが、旧大名屋敷を購入して建設。設計はパピノ神父、施工は大阪の大工・横田彦左衛門が担当しました。

内部はステンドグラスが美しい。

明治の五大監獄の一つに構えた門、金沢監獄正門
南北250m、東西190mの敷地を囲む赤レンガ塀の正門で、白花崗岩の装飾を施したネオ・ルネッサンス様式。三間構成の鉄扉を備え、移築時に鉄筋コンクリート造へ改められました。重厚で威厳ある美しさが魅力です。

八角形の看守所と監房、金沢監獄中央看守所・監房
金沢監獄の中央看守所と一部の監房も移築されています。

金沢監獄は「監獄則並図式」に基づき建てられ、八角形の看守所を中心に5棟の監房が放射状に並ぶ洋式監獄でした。現在は中央看守所と一部監房が移築され、中央の監視室は網走監獄のものです。見張り櫓から全域を監視できる合理的な構造でした。

囚人が家族などにあてて手紙を書く場合は、このように中央看守所の一部スペースで書いていました。

こちらは監房。一部の部屋は入ることができ、監房体験ができます。

壮大な東京駅と調和をはかった意匠に注目、東京駅警備巡査派出所
東京駅丸の内側広場にあった派出所で、駅舎竣工(大正3年)にあわせ警視庁が設計したとされます。鉄筋コンクリート造の八角形平面で、白レンガ装飾や半円ペディメントなど、東京駅舎と調和したデザインが特徴です。確かに、東京駅とそっくりですね。

文明開化を象徴するハイカラなたたずまい、高田小熊写真館
豪雪地・新潟県高田町に建てられた明治期の写真館。地元大工による洋風2階建てで、簡素ながら洒落た雰囲気が魅力です。1階に応接間や暗室、2階に写場を備え、昭和まで営業しました。

2階の写真スタジオは大きな天窓で自然光が入り、とても明るい。暗幕で調整もできるようになっています。

次回もひたすら明治村を歩いていきます!

【さつえい後記‐教会での撮影】

教会内の撮影は、一般的には禁止されていることが多いですね。理由は明確で、礼拝の場という「神聖な空間」を守るためです。
特に、ステンドグラスや祭壇などの美しい装飾は、信仰の象徴として大切にされているため、カメラを向けることがはばかられます。私としてはその光と色彩を記録に残したいという思いがあるのも正直なところです。
明治村の教会は展示施設として保存されている建物であり、信仰の場としての機能を果たしていないため、撮影が可能。そのおかげで、歴史的建築の荘厳な雰囲気や、光に透けるステンドグラスの美しさを、じっくりとカメラに収めることができました。
文化財としての教会を撮るという、貴重な体験でした。

2025年10月10日:中部国際空港2(ジャンボ機大漁にダイバートFDA!)

午後のまったりとした時間が流れるセントレアのスカイデッキ。私もベンチでのんびりしていたら…。

突如現れたFDAの機体。しかもエヴァンゲリオン塗装が施された6号機です。
事前に調べていた情報だと、この機体は本日セントレアには飛来しないスケジュールだったのですが…なぜ…?

何はともあれ、エヴァンゲリオンの『シン・ハママツ計画』をゲットです!
この塗装機、2026年2月末までラッピングされるとのこと。

タキシングを撮影していたら、もう1機のFDAが降りてきました。どうしたどうした!?





実は名古屋空港滑走路閉鎖に伴うダイバートでした。乗客の皆さんには申し訳ないのですが、私としては棚からぼた餅です^^;

2機目はJA14FJ。

さて、引き続きANAのグリーンジェットはタッチアンドゴーの訓練を行っています。

そんな中、Apexのカーゴ機がランウェイ18へ。先行機はトキエアのATR42。大きさがお母さんと赤ちゃんと行った感じです^^;

重そうにテイクオフ。セントレアでジャンボ機、エレガントです!

入れ替わるようにやってきたのはカリッタエアの同じく747-400F。


逆噴射をかけて減速するも…なかなか滑走路を離脱しない…。
背後にはタッチアンドゴーを行っているANAのグリーンジェットが迫ってる…。

管制官からゴーアラウンドの指示がでました。ある意味これも訓練の一環^^;

カリッタエアは結局ランウェイエンドまで進んで滑走路を離脱。

大きな機体がタキシングしてきます。

スカイデッキ先端をジャンボ機が通過すると迫力満点。スカイデッキ左側で撮影していた人たちは一斉に右側に移動します。これもセントレア名物ですね。

チェジュエアは特別塗装機。

ANAのグリーンジェットは訓練を終えてスポットイン。そうそう、この日は朝から別の787が駐機していたのです。こちらも訓練機でしょうか。
向かい合わせでにらめっこするように駐機します。

高知龍馬空港からやってきたFDA。こちらは定期便です。

セントレアに3機のFDAが並びました!セントレア発着の定期便は現在のところ、出雲便が一日1往復、高知便が一日2往復の計3往復。なので3機が並ぶ光景は普段では見られません。

セントレアの管制塔と一緒に。
この後、18時ごろにドリームリフターが飛来する予定。そのまま夜間撮影に突入。

ISO感度12800という高感度で撮影、元の画像はノイズでザラザラですが、LightroomClassicのノイズ除去でここまで持ち上げることができました。
しかし…PENTAX K-3ⅢはLightroomClassicの売りであるAIノイズ除去が使用できず…手動でチマチマとノイズ除去しています^^;

時刻は18時前、ドリームリフターの姿が見えてきました。背後はナガシマスパーランド。

ISO51200だと流石に眠い画像になりますね。

いつもの駐機場所にスポットイン。

日本の787、3機とドリームリフターを1枚に収めることができました。
これにて本日の撮影は終了!

セントレアでのお楽しみといえば…これもおなじみ、カードラウンジです!

ハートラウンドビールをごくごくと…。至福のひとときです。

酔っ払った体を夜風で冷やそうと、スカイデッキに出てみたら…霧雨が降っていました。

明日の天気は曇り、ところにより雨予報。さて明日はどうしましょう^^;

見通しのよくなった出発ロビー。以前この場所には案内所がありました。撤去され、広い通路となっています。

本日の宿はこちらもおなじみ東横イン。クーポンを使用し、6000円での宿泊。

部屋に入るといつもの匂い、安心感があります。
さてさて、明日は雨予報…どこかに観光にいこうか…。今回は晴れることしか想定していなかったので、雨の日プランを作っていなかったのです。
まぁ…とりあえず…どこかに行ってみましょうか…スマホで観光地を調べながら寝落ちしていました。

【さつえい後記-スポット削除】


記事内で紹介した、カリッタエアのスカイデッキ前タキシングシーン、実は元の写真はこのようなものなのです。機体にはポールや障害物がかかっていないものの、スカイデッキの屋根部分や建屋が少々気になります。試しにLightroom Classicのスポット削除機能で消してみたのが、記事内で使用している写真なのです。
よーく見ると、違和感がある場所が出てくるのですが、言われなければわかりませんね。
スッキリした写真に仕上がって、一人ニヤニヤしています^^;

2025年10月10日:中部国際空港1(グリーン787のタッチアンドゴー訓練!)

JAL201便にてセントレアに到着、時刻は10時前。天気は曇り空、雨は夜まで降らない見込みです。さて、何しましょう…(いつも通り(^^;

とりあえずスカイデッキに向かいましょう。(これもいつも通り(^^;)
スカイデッキ付け根付近にあったM'sDINING、8月31日で閉店してしまったのですね…。前回(8月23日)に訪れたのが最初で最後になりました。お次はどんな店舗が入るのでしょうか。

そうそう、JAL201便の機内から、怪しいジャンボ機が見えました。
スカイデッキで確認してみると、尾翼はアトラスエア、胴体は『Apex logistics』と書かれています。テクニカルランディングでしょうか。周囲の方に伺うと、16時頃に出発する見込みとのこと。

機材を準備していたら、トキエアが新潟からやってきました。2号機のJA02QQです。

今のところ北風運用ですが、徐々に南風に代わっていくようです。

ん?シンガポール航空の後ろにいる787は……?

ANAの787、しかもグリーンジェットのJA874Aです!背後では翼の運搬作業中。ということは本日ドリームリフターが着きそうですね。
この日は787の訓練予定が入っており、この機体を使用しての訓練になりそうです。

オールホワイトのHS-XTO。タイ・エアアジアXの機体です。

トキエアは折り返し新潟へ向けて出発。

グリーンジェットが動き出しました。タッチアンドゴーの訓練開始です。

おや、ランウェイチェンジしたようですね。ランウェイ18へ向けてタキシング。

軽々とテイクオフ。

そしてすぐさま着陸態勢へ。見てみるだけの私でも離陸から着陸までの時間が短いと感じるので、コックピットの中では目の回る忙しさなことでしょう。

タッチダウン後はすぐにフラップをテイクオフポジションへ、まるでローアプローチをしたかのような低い角度でふわりと離陸していきます。

他の離着陸機がいる際は洋上でホールド、そして合間を見つけてアプローチをしてきます。

離陸後も1000ftでレベルオフ、ローダウンウインドを進んでいきます。

徐々に塗装が変更となっている大韓航空。こちらも787での運航なのですね。一時期は787の生まれ故郷なのに全然就航しない……とも言われていましたが、徐々に増えています。

クルーチェンジのために一度ランディング。誘導路上に停止し、再び出発していきます。私はお昼ご飯にいきましょう。

時刻は14時前、去年12月にオープンした焼肉ライクに入ってみます。
私も普段お昼ご飯として利用している焼肉ライク、リーズナブルなお値段で一人焼き肉が楽しめます。

焼肉セットは市中価格よりも空港価格で少々上乗せ。私が普段注文しているミックスカルビセット(肉盛S)は市中価格で690円、空港価格で730円。

市中の焼肉ライクは注文品が出来上がると自分で受け取りにいくスタイルですが、ここの焼肉ライクは店員さんが持ってきてくれるスタイルなのですね。
左側のハイボールはLINEクーポンでのサービス品、しかも17時まではご飯おかわり無料なのです。空港の中で食べると最低でも1000円超えが当たり前な中、とってもリーズナブルにお腹いっぱいになります。

愛知県は味噌文化……とよく言いますが、ここの焼肉ライクはナカモの看板商品『つけてみそかけてみそ』が調味料としておいてありました。少しつけて食べてみましたが、美味しいですね。

お腹いっぱいになってスカイデッキに戻ると、グリーンジェットが再び離陸するところでした。
これはスカイデッキの付け根付近で撮影。スカイデッキの先端付近は滑走路に対して斜めになるので撮りにくく、平衡に撮れる付け根付近は撮りやすいですね。

トキエアがまた新潟からやってきましたが…ちょっと短い…?
これは3号機のATR42-600S。STOL(短距離離着陸)対応型です。
1、2号機はATR72-600が導入されており、3号機は新潟-佐渡線の就航(佐渡空港の滑走路長890m)を目論み、ATR42-600Sが導入されたのです。

ヘリパットエリアから何やらヘリが飛んできました。

海上保安庁のヘリです。機体下部にカメラがついており、さらにコックピットの床も透明になっているのですね。

JTAの737-800がテイクオフ。JTAはジンベエジェットの新塗装である結ジンベエを発表しました。エメラルドグリーンをイメージした緑色とのこと。まさかここにきて新色が発表されるとは思いもしませんでした……。

天窓付きウイングレットなし…まるでクラシック737のような風格ですが、737-900。

『スカイレジェンド』というカッコよすぎるコールサインで降りてきた青島航空。定期チャーター便扱いでの運航で週4便就航しています。

次回もセントレア撮影編です!FDAにジャンボ機、さらには夜間撮影にも挑戦です。

【さつえい後記-政府専用機のシート小物】

私も所有している、旧政府専用機のシートを利用したポーチ。発売当初は1種類のみでしたが、今やこんなにバリエーションがあるのですね。貴賓室で使用されていたシートもラインナップに加わっています。
私ももう一つ、買おうかしら…もちろん買うのは貴賓室のシート(*^^*)

2025年10月10日:JAL201便(羽田‐中部 737-800)

✈️ フライトデータ
📅 日付 2025年10月10日(金) 🛫 便名 JAL201(羽田→中部)
🕒 時間 08:10 → 09:10(1h00m) 🛩️ 機材/機体 737-800(INT仕様/JA320J)
💺 座席 58A 👥 搭乗情報 133名+INF1名/144席(92%)
📏 高度/速度 24,000ft / 600km/h 🛬 滑走路 羽田:RWY34R / 中部:RWY36
🛬 SPOT 羽田:18 / 中部:11 📍 区間マイル 193mile
💳 運賃種別 スペシャルセイバー 💴 支払額 ¥8,810
(運賃 ¥7,920+空港施設使用料:羽田 ¥450+中部 ¥440)

毎年恒例の岐阜基地航空祭遠征。例年、金曜日にセントレア入りして金曜・土曜とセントレアで撮影し、その後岐阜に移動して岐阜基地航空祭に参加する、というのがお決まりのパターンです。
去年はさらに1泊追加し、ジブリパークも楽しんできました。
今年の岐阜基地航空祭は10月12日と、例年よりも一か月早いスケジュール。さらに三連休の中日です。
金曜日+三連休をフルに使い、航空祭後は福井県まで足を伸ばしてみることにしました。
帰りは…どうしようかな。小松から飛行機で帰るか、福井から新幹線で帰るか…。
とりあえず飛行機は株主優待割引運賃で予約・支払いし、新幹線も同時に予約して、どちらで帰っても良いようにしておきました。

10月は台風シーズン。案の定…台風がやってきました…。これだから10月の旅行は嫌なんですよね…。
毎日台風22号の動向をドキドキしながら眺めていましたが、意外と早く通過しそうで、一時期は旅程の4日間ともに晴れ予報が出ていました。

ホッと一安心もつかの間、すぐに台風23号が発生…。
台風22号と同じようなコースをたどり、10月12日頃に大阪・名古屋付近に接近する模様…。天気予報も雨や曇りの予報へ変更…。切ないですね…。

出発当日、今回もおなじみ羽田-中部線のJAL201便を利用します。
7時に羽田空港に到着し、手荷物を預けて保安検査に並びます。そこそこの行列ができていますが、スマートレーンのおかげでスムーズに進みました。

途中のスポットに駐機していたA350のDREAM SHO JET。羽田空港は曇り空。ただ、雲底は比較的高めです。

カードラウンジで荷物の整理をし、出発30分前の7時40分に出発口である18番搭乗口へ向かうも……あれっ、搭乗機が来ていない…?
JAL201便はナイトステイしていた機材がトーイングされてくるはずなので、前便遅れということはないはずですが…。
パイロットさんもCAさんも、ボーディングブリッジで待ちぼうけになっています。

7時45分になり、ようやく搭乗機がトーイング。出発準備が開始されます。
案の定というか、当たり前というか、出発時刻は10分遅れの8時15分に変更されました。

8時7分、優先搭乗から開始され、窓側座席であるグループ3の搭乗が始まりました。
8時15分に出発はできなさそうです(^^;

チーフパーサーに迎え入れられ、機内へ。

本日の座席は最後尾の58A。雲は高く、所により青空も見えています。

羽田‐中部便は中部‐天津便への機材送り込みを利用した間合い運航便。なので国際線機材が使われています。本日の機材は737-800。

機内アナウンス録音用に二股イヤホン変換器を買っておきました。用意周到(^^;

定刻より20分遅れの8時25分、プッシュバック開始。羽田空港は北風運用、ランウェイ34Rからの離陸となります。

8時30分、タキシング開始。グランドスタッフのお見送り。

DREAM SHO JETと777-300ERが並んでいます。

ランウェイ34Rへ。ANAの777-300が真横でランディング。

ランウェイ34Rからテイクオフ。
滑走路端のC-1誘導路から離陸した割には、比較的ゆったりとした上がりでした。

ランウェイ22が見え始めた付近でライトターン開始。

ランウェイ34Rからの離陸は久しぶり。
最近は大抵16Lや05からの離陸が多く、34Rから離陸してもすぐに雲に隠れてしまうことがほとんどでした。
東京都心が見えるランウェイ34Rからの離陸は大好きなのです。左下に疾走している船が見えますね。東海汽船のジェットフォイルです。

スカイツリーまではたどり着かず、雲に入っていきます。

雲を抜けるとすぐに青空。ブロッケン現象が見えました。


離陸の様子を動画で撮影していました。

ところどころ地上も見えます。そして遠くに富士山の姿も。

機内の朝ごはんは『そら結び』を買っておきました。
スカイタイムと一緒に…と思っていたら、本日はドリンクサービスはなく、キャンディサービスのみのようです。

富士山が見えてきました。逆光で真っ黒になっています。

南アルプスの3000m級の山々が目の前に。山肌は紅葉しています。
元々の写真は霞がひどかったのですが、Lightroomの「霞の除去」機能と「反射除去」機能でここまで持ち上がりました。今の現像技術、すごいですね…。

本日の乗客数は133名+INF1名。機材は144席のV40コンフィグなので、92%と高い搭乗率。私の隣や通路側も乗客がいます。

セントレアは北風運用、ランウェイ36。
雲が厚く、なかなか地上が見えてきません。知多半島の先端付近、南知多町付近でようやく見えてきました。

アプローチ中、左側座席は海ばかりで何も見えません。
高度を徐々に下げ、ランウェイ36のILSアプローチ。セントレアの空港島が見えてきました。

9時22分、セントレア・ランウェイ36にランディング。JAL201便お決まりのスポット、11番へ向けてタキシング。このゲートは内際兼用ゲート。

9時25分、11番スポットにイン。定刻は9時05分なので、20分遅れでの到着となりました。
この後予定は特にないので、良いのですが(;'∀')

着陸の様子を動画で撮影していました。

到着ロビーにあったトヨタホームの看板。ジブリパークとのコラボを行っていました。ジブリ映画風の作調ですね。

いつも思いますが、セントレアは手荷物が出てくるのが他の空港に比べて遅いのですよね…。他の空港では機体最後尾から降りてのんびり手荷物受取所に向かうと、すでに回っている感じがしますが、セントレアは+10分ほどかかる印象です。

到着ロビーに出られたのは9時50分。到着から25分かかりました。

次回はセントレア撮影編です!

JAL201便GPSログです。画像をクリックすると詳細が表示されます。

 


JAL201便機内アナウンス集です。

【さつえい後記-台風に振り回される(汗)】

秋のフライトには台風が付き物。私も過去、何度台風に悩まされたことか… 一番思い出に残っているのは、2013年の10月。長期休暇に合わせて、初めての下地島へ友人と行こうと考えていたのです。その日はANAの767-300、737-500、DHC-8-Q400の3機がタッチアンドゴーを行う訓練予定が出ていました。
しかし、見事に台風23号が宮古島に直撃。飛行機はもちろん欠航となり、私も旅程を大幅に変更することに。 それでも後続の台風に追われるように、鹿児島―関空―新千歳…とフライトした記憶があります。写真はその当時の台風情報。見事に宮古島を直撃しています。
秋晴れに当たればそれこそ最高の撮影が確約されますが、台風が来ると状況は一変します。秋はリスクとの戦いです^^;

japlane.com

2025年09月30日:伊豆大島旅行記2(地球の雄大さを感じられる伊豆大島!)

引き続き、日帰りでの伊豆大島旅行の記事となります。

バスは山道を登り、第二の目的地である三原山頂口に到着。
ここで昭和レトロな茶屋でお昼ごはんをいただきます。

到着に合わせ、既に料理が用意されていました。この手際の良さもツアーの魅力ですね。
伊豆大島の名産である明日葉の天ぷらを始め、明日葉を混ぜたそば、太刀魚なども。
卓上には同じく伊豆大島の名産である青とうがらしの粉末や一味唐辛子も。これらを薬味として使用することで、風味が一層アップします。

昭和な台所入口には必ずあったのれん。急におばあちゃん家感が増します。

ここにも大島牛乳アイスが。添乗員さんいわく、大島牛乳アイスは何故かここが一番安いとのこと。

伊豆大島の象徴、三原山!天気がよくてキレイに見渡せます。
三原山は、標高758mの活火山で、伊豆大島の中央にそびえます。真っ黒な溶岩原や火口を間近に望めるダイナミックな景観が魅力で、ハイキングコースも整備されています。1986年には大規模な噴火が発生し、溶岩流が島内に広がり一時全島避難となりました。


お隣の展望台より。山というよりもなだらかな斜面、といった感じです。黒い場所が溶岩流の跡。

北西側を見ると、大島空港が一望できます。

霞の除去をかけて。正面が大島の中心部、元町港。奥は伊豆半島。

バスは山道を下り、次の目的地である地層大切断面へ。
これは砂の浜(さのはま)、玄武岩の黒砂からなる美しい砂浜です。ウミガメの産卵地としても知られています。

地層大切断面に到着!おぉぉ、バームクーヘンだ…!


地層大切断面は島の南西部に位置する地質学的に重要な断崖。長い年月をかけて積み重なった火山灰や溶岩、軽石などの地層が垂直に切り出されており、火山活動の歴史を一目で読み取ることができます。

小学校で地層は名前の通り、積み重なっている、と習いましたね。教科書どおりの地層です。

この地層大切断面は600mに渡って続いています。天気もよくキレイなクリーム色が出ており、さらに午後は順光となりキレイに観察できました。

路線バスの停留所もあります。バス停がバームクーヘンになっています^^;


最後の目的地は伊豆大島ミュージアム「ジオノス」です。
こちらは2025年7月1日にリニューアルオープンした施設で、島の自然、火山、暮らし、防災などを総合的に学べる拠点です。


施設は2階建てで、1階は無料の交流ゾーンとして、企画展示室や体験教室、情報収集コーナーが整備されています。2階は有料の常設展示ゾーンで、火山・地質、動植物、文化・歴史・防災の3つのエリアに分かれています。

壁一面に大切断面を切り取ったものが。圧巻。

1986年の伊豆大島三原山噴火は、7月の火山性微動から始まり、10月末には連続微動が活発化しました。11月15日にはA火口で噴火が始まり、火山弾や溶岩が噴出。19日には溶岩流が北斜面を下り、21日には北部カルデラでB火口列の割れ目噴火が発生。さらにC火口列でも溶岩流が流下し、全島避難が決定されました。噴火は23日まで続き、約1万1,000人が島外へ避難しました。


特に注目すべきは、8K映像で撮影されたプロジェクションVRシアター。大型ドローンと高精細VRカメラで撮影された映像により、三原山の中央火口や火口列、噴火口跡などを臨場感たっぷりに体感できます。

これにてすべての行程が終了。元町港に戻ってきました。時刻は14時40分。まだ出発まで40分近くあります。お土産を見つつ、近所をフラフラと。

港からは三原山がキレイに見渡せます。

帰りの高速ジェット船が少々遅れて利島からやってきました。疾走する姿がかっこいい。
添乗員さんいわく、着水する瞬間が一番カッコいいとのこと。


バシャーンと着水。意外と港のギリギリまで高速航行をしているのですね。

帰りもセブンアイランド友です。

帰りは左側の窓側。実はツアー前に東海汽船のコールセンターへ連絡し、窓側の席をリクエストしていたのです。
行きの船は窓側が取れるが、帰りは窓側がない…と言われていましたが、結果往復とも窓側でした。

出港と入れ替わりでやってきたのはセブンアイランド結。2020年に新造された一番新しい船です。こちらは熱海港へ向かう便。

帰りの船の中ではビールを飲みながらのんびりと。そしてウトウトと。
気づいたら羽田空港の沖合までやってきていました。夕陽とアプローチする飛行機が美しい。

こちらはD滑走路を離陸する飛行機。


レインボーブリッジを潜り、竹芝客船ターミナルへ到着!
ちなみにこのレインボーブリッジの付け根付近にジェットフォイルのベース基地があるようです。

船を降りて浜松町方面に歩いていると…何やら新幹線の線路に数人が集まっています。
これはもしや…?と思い、調べてみると…ビンゴでした。あと20分ほどで到着するらしいので、しばらく待ってみます。

リバイバルカラーの特急ひたち。
ちなみに今回の写真は1/250ほどのシャッタースピードで撮影、ISOは10000程度、絞りは解放のF4で撮影しました。当然撮った写真は真っ暗ザラザラなのですが、先日導入したAdobeの現像ソフト、「LightroomClassic」のAIノイズ除去でここまで持ち上げることができました。

待つこと20分、黄色い新幹線がやってきました!ドクターイエローです!
空の上からは基地に停まっているところを見たりはしましたが、走っているところを撮ったのは初めてです!

あっという間に通り過ぎてしまいました。思わぬ副産物にほっこり。家に帰って息子に見せたら大喜びしていました(*^^*)

今回買ったお土産。牛乳煎餅は大島牛乳を使用した瓦せんべい風の硬いせんべい。
椿あげは椿油と明日葉を使用したかき揚げ、そして大島限定の椿油です。
伊豆大島には他にも裏砂漠や温泉、椿の花など見どころはたくさん。ぜひ火口の散策路も歩いてみたいですね。
また機会を見つけて、行ってみたいと思います(*^^*)

【さつえい後記-LightroomClassicを導入】

デジタルの移行からRAW現像ソフトは市川ソフトラボラリーのSILKYPIXを使用していました。直感で操作できる手軽さや多数の写真を次々に現像できる軽快さ、買い切りの安心感からずっと使用していたのです。
前回のさつえい後記に書いた通り、メインのパソコンが故障し、新しいパソコンを購入。CPUとグラフィックボードが大きくレベルアップしました。試しに多くのPCパワーを必要とするLightroomClassicを使用してみよう…と試してみると…AIノイズ除去が非常に有能!さらにAI人物除去やAI反射除去など、AIを活用した機能が多数盛り込まれていたのです。
今回の写真現像は試しにLightroomClassicを使用してみました。操作性はどうしてもSILKYPIXのほうが上ではありますが、徐々に慣れていきたいですね。
…年間14000円のサブスク…結構痛いところです^^;

2025年09月30日:伊豆大島旅行記1(ジェットフォイルに乗って初の伊豆大島へ!)

東京都心から南へ120kmの島、伊豆大島。
いつか行こう…と思いつつ、気づいたら羽田からの便が廃止となり、現在は調布飛行場からの便と高速ジェット船、大型客船が東京を結んでいます。

ある日、東海汽船のXを見ていると、こんなツアーが流れてきました。


往復ともに高速ジェット船を使用する日帰りツアーです。往復高速ジェット線とバスでの案内、そしてお昼ごはんがついて11800円。お安いですね。
ちなみに東京竹芝桟橋~伊豆大島までの高速ジェット船普通運賃は約9000円ほど。船代だけで元が取れてしまいます。
9月30日は仕事がお休み、この日は催行決定しているとのことで、インターネットで予約を試みる…すでに空きなしとなっていました…。
翌日、東海汽船の予約センターに電話、空席状況を伺ってみると空席があるとのことでその場で予約。
飛行機と違い、船は電話予約の枠が多くあるようです。決済はクレジットカードではなく、郵便振込とのこと。


数日後、郵便振込用紙とともに、行程表が送られてきました。
今回は8時50分に東京竹芝を出発し、10時35分に伊豆大島に到着。

・「ぷらっとはうす」で大島牛乳やお土産を堪能

・「三原山頂口」で三原山を鑑賞および島で使われた食材を使った「あしたば和食定食」
・「ジオノス」で島や火山の歴史を学ぶ
・「地層大切断面」でバームクーヘンのような圧倒的地層を見学
帰りの便は15時20分発、竹芝に17時05分に到着する行程です。行きも帰りも比較的ゆったりとしたスケジュールで初めての大島にぴったりなツアーです。

出発当日、旅は天気…ということで数日前から天気予報にやきもきしていましたが、なんとか晴れてくれるようです。
浜松町駅から歩いて竹芝桟橋まで向かいます。連絡デッキからは旧芝離宮恩賜庭園が。

竹芝桟橋に到着。初めて訪れました。1階が客船ターミナル、2階が展望デッキになっているようです。

これは今朝ついたばかりの船でしょうか。羽田空港でもよく見かける、黄色とグリーンがトレードマークの橘丸。

正面は高速ジェット船のタラップ。金魚の吹き流しが可愛らしい。

客船ターミナルのカウンターでチェックインします。大島行きの高速ジェット船は一日2便。私が搭乗する1220便は大島で乗客を降ろした後、利島、新島、式根島、神津島と向かうようです。
折り返し神津島から順に向かってくる便が帰り便となります。往復同じ船になるということですね。


チェックイン、乗船券と行程表、ツアータグを頂きました。
左側のご乗船票に住所と電話番号を記入し、乗船時に回収。さらに下船時は左側の乗船券が回収されるとのこと。最終的に手元には乗船券は何も残らないのですね。


客船ターミナル内のコンビニには伊豆大島の天然塩をひとつまみ入れた、「島時間エール」が販売されていました。

東海汽船の船をモチーフとしたキャラクターも。はこぶね課と言うみたいです。

出発10分前、乗船開始。高速ジェット船はいつも羽田空港で見ている「ジェットフォイル」です。今回は「セブンアイランド友」という船でした。
東海汽船は現在4隻の高速ジェット船を保有、「愛」「友」「大漁」「結」の名称が付けられています。

座席は全席指定。高速ジェット船は1階と2階席があり、今回は2階席の後方右側220番。
突如、「キーン!!」とジェット機のような音が船内に響き渡ります。これはエンジンスタートの音。

ジェットフォイルの正式型番はボーイング929。そうです。あのボーイング社が航空機技術を応用し、開発したものなのです。
ジェットエンジンで海水を後方へ吹き出し、船体を浮かせることにより安定した高速航行が可能とのこと。

続々と搭乗していきます。約250席の高速ジェット船、本日は満席での出港。
座席数はボーイング767と同じくらいですね。小さい船体で意外と多くの人が乗れます。

搭乗に時間がかかり、少々遅れて出港。

すぐにレインボーブリッジの真下を通過。全員のシートベルト着用を確認してから高速航行へ。

座席に備わっていた安全のしおり。まるで飛行機です。

そして安全のビデオ。やっぱり飛行機です。
「テイクオフを完了し、高速航行へ移行しました」との自動アナウンス。外から見ると疾走しているように見えますが、船内からは意外とスピードが出ていると感じません。
感覚的には飛行機で永遠にタキシングしているような感じ。
船独特の長い横揺れはなく、エンジンの細かい振動が伝わってきます。確かにこれは船酔いしませんね。

羽田空港の沖合いを通過。政府専用機がVIPスポットに駐機しています。

窓にフィルムが貼られており、ピントが甘い画像になってしまいますが…ランウェイ05から離陸する飛行機が見えました。


GarminのGPSロガーも一緒に持ってきていました。速度は80km/hいかないくらい。大体75~78km/h。

突如、小島が目の前に現れました。これは第二海堡。
第二海堡は、東京湾に浮かぶ人工の要塞島です。明治時代に浦賀水道を守るために造られ、砲台やレンガ造りの施設が残っています。今では軍事施設としての役目を終え、特別ツアーなどで見学できる歴史スポットとして注目されています。

オレンジ色の船体…南極観測船しらせです!
南極へ出発前の訓練でしょうか。10月4日には名古屋港に寄港した模様です。

竹芝‐大島航路は2/3が東京湾内、そして東京湾を出たらすぐに大島に到着です。
携帯電話の電波は悪く、時折圏外になっていました。(楽天モバイル)
船内にはStarlinkを使用したWi-Fiがあるとのことですが…インターネットに接続できず、使用不可でした。
左側の窓からは大島、そして三原山が。着水し、接岸します。警察官がブリッジの接続をしていますね。

よく晴れています!今回は大島の中心部にほど近い、元町港に着岸しました。
その日の風や波の状況により、2つの港を使い分け。元町港は夏から秋の南風に強い港、島の北側に位置する岡田港冬~春の北東の風に強い港。どちらの港を使用するかは当日の朝に決定されます。

伊豆大島は東京都に属しています。なのでパトカーも警視庁。
添乗員さんに聞くと、島しょ部に船が入港する際はたいてい警備にあたっているとのこと。

船を降りた後は、チャーターの大島バスへ。ツアーパッケージは時間や行き先が決められている反面、スムーズに行程が進むのがよいところですね。

まずはじめに訪れたのは島の北側、大島空港にほど近い、「ぷらっとハウス」
地産地消の農産物や島唯一の酪農所である大島牛乳を使ったソフトクリームなどが食べられるとのこと。

大島空港の滑走路の真横。そして大島VORが見えます。羽田空港へアプローチする機体の多くはこの上空を通過するのですね。

私も添乗員さんに乗せられ、大島牛乳を使用したソフトクリームを。

大島といえば、椿の島ですね。椿油も食用やお肌用、たくさんのメーカーが作っています。
妻へのお土産に大島椿製油所の椿油を買って帰りました。ここの椿油は大島限定販売とのこと。

お隣に牧場もありますが、暑くて牛さんいないようです…。

裏手には大島牛乳工場が。

せっかくなので大島牛乳を買って飲んでみました。
意外とあっさり?夏場はさっぱりとした薄味になるそうです。

次回は山道を登って、三原山山頂口を目指します。

【さつえい後記‐NewPC!】

私のパソコンは2009年に購入したもので、CPUはCore i7 2700K。
グラフィックボードは故障してしまったため、5,000円ほどの安価なものを使いながら、なんとか写真の編集・現像をこなしてきました。
しかし先日の落雷以降、徐々に調子が悪化し、ついには電源すら入らなくなってしまいました…。もうそろそろ潮時かと思っていたので、これを機に買い替えることに。
今回選んだのは、3年前に発売された中古のフルタワーパソコン。
Core i7 12700、GeForce RTX 3060 Ti、メモリ32GB、1TB M.2 SSDという構成で、お値段は約10万円。CPUは10世代も進みました。
ちなみに3年前に同じ機種を新品で検討していたときは、20万円ほどしていました。
グラフィックボードもそこそこ強力なので、画像編集や動画編集も快適そのもの。
これから、撮影や編集の頼れる相棒として活躍してくれそうです。

2025年09月06日:羽田空港2(京浜島は風が通り抜けて涼しい!)

引き続き、9月6日の羽田空港です。

これは第一ターミナル5階の『SKY WEDDING HANEDA』横から撮影したもの。展望デッキよりもさらに南側に位置し、当然ながらアングルも下がります。ただ、ガラス飛散防止フィルムが貼られており、ピントが甘い画像になってしまいます。

再度展望デッキへ。ディズニージェットがプッシュバック。

さらにJTAの世界遺産特別塗装もプッシュバック。沖縄とはまったく関係のない、岡山行きのフライトです。

おや、ランウェイ05方面へ向かうと思いきや、16R方面へ…。これはランウェイチェンジか…?

案の定、ランウェイチェンジでした。この日は14時頃から徐々に南風が卓越する予報でしたが、思ったより早く風が回ってきました。

世界遺産特別塗装も離陸。さすがに11時前だと逆光気味になってしまいます。

お目当てはこちら。J-AIRのミャクミャクジェットです!

こちらも珍しく、展望デッキ前の12番スポットへ。

大韓航空の新塗装。数回見かけたことはありましたが、撮影は今回が初めて。
発表当初は『なんだこの塗装は…?』と思っていましたが、見慣れてくると意外としっくりくるのが不思議です (^^;

バンコク行きJAL31便、777-300ERの離陸を撮って展望デッキを撤収!

バイクを走らせ、訪れたのは豊洲市場隣の『ラビスタ東京ベイ』。今回は宿泊ではなく…

お隣の和食処『季の庭』へ。
実は私はドーミーインやラビスタを運営する『共立メンテナンス』の株を保有しており、株主優待のお食事券が付与されていました。期限が9月30日までだったので、この機会に訪れてみました。

カウンターに通され、板前さんの前で天ぷら寿司定食。見た目はとても華やか。

お寿司は赤酢を使用し、ネタも新鮮ですが少々小ぶり。天ぷらは…完全に冷めていました。今回の優待ランチは2200円相当のもの。無料なので良しとしますが、ちょっと残念…。

このまま帰ってもよかったのですが、まだ時間が早いので羽田空港に戻り、今度は京浜島へ。ランウェイ22への着陸機を狙います。

京浜島には日陰となるベンチがあり、ここに座っていると海風が気持ちよく通り抜けます。ボーっと過ごすのに最適な場所です。

ガンダムジェットが戻ってきました。

羽田空港の午後は外航機が多め。

ランウェイ23へのアプローチ機と一緒に。

岡山から戻ってきたJTAの世界遺産特別塗装。

あれっ、後ろにいるのはデルタ航空のTEAM USA塗装?それとも2028年ロスアンゼルスオリンピック塗装?
家に帰って調べてみると、N522DZの2028年ロスアンゼルスオリンピック塗装機でした。特別塗装に限ってB滑走路に来てくれないんだから^^;

ワンワールド特別塗装の777-300ER、JA732J。久々に見かけました。

このデルタ機は機首に何やら描かれていますね。『The Spirit of Delta』と書かれています。
1980年代、デルタ航空の経営が傾き、窮地に陥った際に従業員や退職者、賛同者により3000万ドルが集まり会社へ767-200を寄贈した…それが『The Spirit of Delta』の由来です。

JAL Fantastic Journey Expressを撮影して、この日は終了。

これからの季節、旅行や撮影に適したシーズンとなりますが、台風が心配ですね…。9月末から10月末にかけて毎週のようにスケジュールが詰まっています。しばらくは台風情報にドキドキしながら過ごす日々になりそうです(;'∀')

【さつえい後記-マリンスタジアムへ!】


子供の頃は千葉ロッテマリーンズのファンクラブに入り、外野席で応援などしていましたが、最近はめっきり。久しぶりに球場観戦したいなぁ…と思っていたら、地元市のフレンドシップシティプログラムでロッテ戦招待券が当選しました!
私と妻は無料で招待、追加で息子の席も1000円で購入。座席は内野4階席の通路側、普通に買うと1席4000円ほどするところらしいです…ありがたし。
非常に見やすい場所かつ、千葉ロッテは初回から快調、気分よく球場ビールを頂きました。昔の自分を思い出しつつ、家族と過ごす新しい時間も嬉しいものですね。