
青函連絡船の羊蹄丸を見学した後は、隣に停泊している南極観測船の宗谷を見に行きました。この船、1938年竣工の旧帝国海軍艦艇だったのですね。
元々は貨物船だったのですが、戦後に南極観測船として改修されたとのことです。

中はほとんど南極観測船当時のまま。天上が低く、通路も人がすれ違うのがやっとという感じ。南極の氷が展示されていました。

ふと覗いた乗務員室に書かれていた落書き。
「偉大な宗谷よ、さようなら。いつか又、逢いにくる… 昭和53年10月2日。」
昭和53年10月2日と言えば、宗谷が退役した日ですね。これを書いた人は今どこで何をしているのでしょう。宗谷と共に南極へ命がけで渡ったことでしょう。歴史を感じさせる一言でした。

メインエンジン。

操舵室!家族連れが多くてなかなか人が途切れない…w

やっぱり船の舵は木製のコレじゃなくちゃww とても歴史を感じさせる船でした。

所変わって今度は船の科学館本館。館内は精巧な船の模型やとてつもなく巨大な船舶用ディーゼルエンジンなどが展示されています。

私事ですが、船の科学館は数年前に他界した祖父との思い出の場所なのです。
1996年4月に祖父に連れられて船の科学館を訪れ、このさんふらわあの前で写真を撮りました。15年後、今度は私が祖父と同じ場所で写真を撮っている…。感傷深いものがありました。
本当は自分の子供でも撮りたいのですがね…w 全くその気なしの私…w

海上自衛隊コーナーに展示されていたイージス艦こんごう。
イージス艦を舞台にしたアニメでジパングというものがあるのですが、それを見て私はイージス艦に惚れてしまいました。
イージス艦はこの正面から見た構図が一番映えると思うのです。8角形のAN/SPY-1レーダーがカッコイイ…。

まもなく閉館してしまう船の科学館、38年の歴史をパネル紹介しているフロアがありました。
今となってはフジテレビや商業施設が入り、土日になるととても賑わうお台場ですが、建設当初はまだ水分を多く含んだ埋立地だったのですね。

船の科学館内部にあった東京港内交通管制室、海上保安庁の信号所みたいですね。

4階のテラスから撮った写真…

これも1996年4月に祖父が撮った写真と同じ構図です。羊蹄丸が公開されたのが1996年3月22日なので、公開されてすぐだったのですね。
公開当初は白い船体だったのですが、いつの間にか塗りなおして就航時の塗装になっています。

6階には6トン級客船の操舵室を再現した部屋が。

この舵の前に立つと…

航行する船長気分!w この本館の形からしてこれは後方側なんですがねw

レーダー画面も。クルクル回ってたけどホンモノかな?

最上階の展望台。地上70mといえどとても眺めが良い!

設置されているクーラーがヘタレで汗がダラダラでました(;´Д`)

羽田空港も見えます。この日は南風運用だったのでランウェイ22への着陸機が。これ16Lだったら楽しかっただろうなぁ…。

台場にあるコンテナクレーンとランウェイ22へアプローチする飛行機と。

本当は2~3時間でパパっと見て帰るつもりだったのですが、意外とボリュームがあって楽しめました。すべての展示をじっくり見たら、正直一日だけでは足りません。
9月30日で閉館とのことですが、もし再開の暁には再度訪れたいと思います。