飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2025年09月30日:伊豆大島旅行記2(地球の雄大さを感じられる伊豆大島!)

引き続き、日帰りでの伊豆大島旅行の記事となります。

バスは山道を登り、第二の目的地である三原山頂口に到着。
ここで昭和レトロな茶屋でお昼ごはんをいただきます。

到着に合わせ、既に料理が用意されていました。この手際の良さもツアーの魅力ですね。
伊豆大島の名産である明日葉の天ぷらを始め、明日葉を混ぜたそば、太刀魚なども。
卓上には同じく伊豆大島の名産である青とうがらしの粉末や一味唐辛子も。これらを薬味として使用することで、風味が一層アップします。

昭和な台所入口には必ずあったのれん。急におばあちゃん家感が増します。

ここにも大島牛乳アイスが。添乗員さんいわく、大島牛乳アイスは何故かここが一番安いとのこと。

伊豆大島の象徴、三原山!天気がよくてキレイに見渡せます。
三原山は、標高758mの活火山で、伊豆大島の中央にそびえます。真っ黒な溶岩原や火口を間近に望めるダイナミックな景観が魅力で、ハイキングコースも整備されています。1986年には大規模な噴火が発生し、溶岩流が島内に広がり一時全島避難となりました。


お隣の展望台より。山というよりもなだらかな斜面、といった感じです。黒い場所が溶岩流の跡。

北西側を見ると、大島空港が一望できます。

霞の除去をかけて。正面が大島の中心部、元町港。奥は伊豆半島。

バスは山道を下り、次の目的地である地層大切断面へ。
これは砂の浜(さのはま)、玄武岩の黒砂からなる美しい砂浜です。ウミガメの産卵地としても知られています。

地層大切断面に到着!おぉぉ、バームクーヘンだ…!


地層大切断面は島の南西部に位置する地質学的に重要な断崖。長い年月をかけて積み重なった火山灰や溶岩、軽石などの地層が垂直に切り出されており、火山活動の歴史を一目で読み取ることができます。

小学校で地層は名前の通り、積み重なっている、と習いましたね。教科書どおりの地層です。

この地層大切断面は600mに渡って続いています。天気もよくキレイなクリーム色が出ており、さらに午後は順光となりキレイに観察できました。

路線バスの停留所もあります。バス停がバームクーヘンになっています^^;


最後の目的地は伊豆大島ミュージアム「ジオノス」です。
こちらは2025年7月1日にリニューアルオープンした施設で、島の自然、火山、暮らし、防災などを総合的に学べる拠点です。


施設は2階建てで、1階は無料の交流ゾーンとして、企画展示室や体験教室、情報収集コーナーが整備されています。2階は有料の常設展示ゾーンで、火山・地質、動植物、文化・歴史・防災の3つのエリアに分かれています。

壁一面に大切断面を切り取ったものが。圧巻。

1986年の伊豆大島三原山噴火は、7月の火山性微動から始まり、10月末には連続微動が活発化しました。11月15日にはA火口で噴火が始まり、火山弾や溶岩が噴出。19日には溶岩流が北斜面を下り、21日には北部カルデラでB火口列の割れ目噴火が発生。さらにC火口列でも溶岩流が流下し、全島避難が決定されました。噴火は23日まで続き、約1万1,000人が島外へ避難しました。


特に注目すべきは、8K映像で撮影されたプロジェクションVRシアター。大型ドローンと高精細VRカメラで撮影された映像により、三原山の中央火口や火口列、噴火口跡などを臨場感たっぷりに体感できます。

これにてすべての行程が終了。元町港に戻ってきました。時刻は14時40分。まだ出発まで40分近くあります。お土産を見つつ、近所をフラフラと。

港からは三原山がキレイに見渡せます。

帰りの高速ジェット船が少々遅れて利島からやってきました。疾走する姿がかっこいい。
添乗員さんいわく、着水する瞬間が一番カッコいいとのこと。


バシャーンと着水。意外と港のギリギリまで高速航行をしているのですね。

帰りもセブンアイランド友です。

帰りは左側の窓側。実はツアー前に東海汽船のコールセンターへ連絡し、窓側の席をリクエストしていたのです。
行きの船は窓側が取れるが、帰りは窓側がない…と言われていましたが、結果往復とも窓側でした。

出港と入れ替わりでやってきたのはセブンアイランド結。2020年に新造された一番新しい船です。こちらは熱海港へ向かう便。

帰りの船の中ではビールを飲みながらのんびりと。そしてウトウトと。
気づいたら羽田空港の沖合までやってきていました。夕陽とアプローチする飛行機が美しい。

こちらはD滑走路を離陸する飛行機。


レインボーブリッジを潜り、竹芝客船ターミナルへ到着!
ちなみにこのレインボーブリッジの付け根付近にジェットフォイルのベース基地があるようです。

船を降りて浜松町方面に歩いていると…何やら新幹線の線路に数人が集まっています。
これはもしや…?と思い、調べてみると…ビンゴでした。あと20分ほどで到着するらしいので、しばらく待ってみます。

リバイバルカラーの特急ひたち。
ちなみに今回の写真は1/250ほどのシャッタースピードで撮影、ISOは10000程度、絞りは解放のF4で撮影しました。当然撮った写真は真っ暗ザラザラなのですが、先日導入したAdobeの現像ソフト、「LightroomClassic」のAIノイズ除去でここまで持ち上げることができました。

待つこと20分、黄色い新幹線がやってきました!ドクターイエローです!
空の上からは基地に停まっているところを見たりはしましたが、走っているところを撮ったのは初めてです!

あっという間に通り過ぎてしまいました。思わぬ副産物にほっこり。家に帰って息子に見せたら大喜びしていました(*^^*)

今回買ったお土産。牛乳煎餅は大島牛乳を使用した瓦せんべい風の硬いせんべい。
椿あげは椿油と明日葉を使用したかき揚げ、そして大島限定の椿油です。
伊豆大島には他にも裏砂漠や温泉、椿の花など見どころはたくさん。ぜひ火口の散策路も歩いてみたいですね。
また機会を見つけて、行ってみたいと思います(*^^*)

【さつえい後記-LightroomClassicを導入】

デジタルの移行からRAW現像ソフトは市川ソフトラボラリーのSILKYPIXを使用していました。直感で操作できる手軽さや多数の写真を次々に現像できる軽快さ、買い切りの安心感からずっと使用していたのです。
前回のさつえい後記に書いた通り、メインのパソコンが故障し、新しいパソコンを購入。CPUとグラフィックボードが大きくレベルアップしました。試しに多くのPCパワーを必要とするLightroomClassicを使用してみよう…と試してみると…AIノイズ除去が非常に有能!さらにAI人物除去やAI反射除去など、AIを活用した機能が多数盛り込まれていたのです。
今回の写真現像は試しにLightroomClassicを使用してみました。操作性はどうしてもSILKYPIXのほうが上ではありますが、徐々に慣れていきたいですね。
…年間14000円のサブスク…結構痛いところです^^;