我が家には蒸気機関車のC57、プラレールがあり、息子は大のお気に入り。無邪気に遊ぶ姿を見ながら、ふと思いました。
『息子に実際に走る蒸気機関車を見せて、乗せてあげたいな…』
その数分後、鬼怒川方面のホテルや時刻表を検索し始めていました。今回は家族で鬼怒川温泉へ、東武鉄道のSL大樹がメインの旅行となります!
日程は11月30日〜12月1日の1泊2日。SLを見て乗るだけなら日帰りでも訪れることができる鬼怒川ですが、せっかく行くのであれば1泊して東武ワールドスクウェアなども見て回りたい…でもそこまで高いホテルは出せない…。
調べていると、じゃらんのクーポンを使って、『ホテルニューおおるり鬼怒川』が1泊2食付き3名で13000円程と格安で予約できました。
往復の特急券、SL大樹の指定席券も購入し、準備万端です。

出発当日、乗り換えの押上駅を出ると、目の前に見事な青空と、その青空を突き抜ける東京スカイツリーがどーんと!
息子もスカイツリーの圧倒的存在感に驚いたようです。歩いて『とうきょうスカイツリー駅』を目指します。
鬼怒川へ行く特急には車両に応じてスペーシアXやスペーシアきぬ、リバティスペーシアなどがありますが、今回は時刻の関係でリバティきぬへ乗車。
本当は100系のスペーシアきぬに乗りたかったのですが(^^;)
100系スペーシアの大型ふかふかシートは気に入っていましたが、リバティも負けじと乗り心地悪くないですね。流線形の間接照明がオシャレです。
青空の下、リバティがひた走る。息子はお利口さんに寝ています。
1日目は下今市駅で降りるスケジュール。しかし天候によるスケジュール変更を考慮して、特急券は浅草駅から鬼怒川温泉駅まで購入していました。
浅草駅から下今市駅まで買うのと、浅草から鬼怒川温泉駅まで買うので料金は変わらないのですよね。
調べてみると、下今市駅から鬼怒川温泉駅は特急料金が不要とのこと。ただ、今回は天候によるスケジュール変更はなく、予定通り下今市駅で下車。
そうそう、今回は東武鉄道の株主優待券を使用してきました。650円で購入。
とうきょうスカイツリー駅から下今市駅までの乗車券は1400円ほどなので、かなりの節約になりました。
下今市で訪れたのは、徒歩10分ほどのところにある『日光ランドマーク』というショッピングモール。
ここに屋上遊園地や地域子育て支援センターがあるとのことで。屋上には観覧車。
全面がスケルトンの観覧車も1基だけあり、乗ってみることにしました。
下を見たら怖い怖い怖い…!
ただ、景色は絶景。北側は2500m級の山々が連なる、日光連山。
こちらは下今市駅方面。
観覧車に乗る、若しくは飲食物を購入すると、電動カートを含む遊具コーナーで遊べるようです。
息子は電動バイクに乗ってご満悦。足でアクセルを調整するタイプですが、すぐにコツを掴んで乗り回していました。3歳児、呑み込みが早いです。
屋上でかなり満足してしまいましたが、せっかくなので地域子育て支援センターへ。
地元の子育て支援センターは休日になると大混雑するので避けていますが…こちらは…誰もいません(^^;)
そもそも地域に子供が少なく、ここも数回来るけど飽きて他の場所に行ってしまう…とのこと。都会から外れた地方の現実を隙間みた気がします。
一方息子はこの広いスペースを独り占め、楽しそうに遊んでいました(^^;)
スーパーも併設、お昼ご飯を買いに。栃木といえばレモン牛乳ですね。私も妻も大好きです。
歩いて下今市駅まで戻ってきました。ちょうどスペーシアXが出発。
下今市駅には機関庫と転車台があります。まもなくSL大樹が下今市駅に到着。
到着前からSLの汽笛が山に反響して力強く聞こえていました。SL大樹の入線です。

そうそう、今回のカメラのメインはSONY α6300ですが、望遠はα9+70-350mmで試し撮りしていました。
APS-Cクロップになりますが、しっかり追従し、撮影できています。
目の前に停車。息子はまるで生き物のように蒸気を上げて動くSLに目を真ん丸に。
私も久々のSLに大興奮です。
今回運行されているのはC11の207号機。
元々北海道を走っていた機関車で、濃霧でも視界を確保できるよう、左右2つのヘッドライトが装備、通称カニ目と呼ばれています。
鬼怒川温泉駅の転車台は誰でも見学ができましたが、下今市駅の転車台は入場券もしくは乗車券がないと見れない場所なのですね。
機関庫にはC11の325号機、そしてディーゼル機関車が入庫しています。
東武鉄道はこの他にあと1両の蒸気機関車を保有、ほぼ毎日、下今市〜鬼怒川温泉、下今市〜東武日光間を走行しています。
転車台で機関車の方向転換をさせます。その作業も大変そうで…。
何度も行ったり来たりしながら、最終的に客車をつなげ、鬼怒川温泉方面に向けます。
機関車が転車台に乗り、回転を始めました。
時折、蒸気を勢いよく噴き出します。シャッターチャンス。
そのまま鬼怒川温泉方面へ走るのかと思いきや、一度機関庫に入りました。石炭や水の補給でしょうか。
見学スペース入口には切り絵のようなC11が。美しい。
機関庫に並ぶC11とディーゼル機関車。運行しない日でもこのように整備の様子は見学できるとのこと。
機関庫から出てきました。
一度鬼怒川温泉方面へ走行し、バックで客車と連結。
…スペーシアが邪魔して、煙しか見えません。SLスペーシアになっちゃっています。
客車を押して南側踏切奥までバック、そしてホームに進入してきます。

この車両が家族で乗る、SL大樹5号となります。入線から出発までは3分ほどしかない。急いで乗車、席に座ります。
展望車付きのボックスシート…かと思ったら、ドリームカーという車両でした。
シートマップはボックスシートだったのに(^^;)
最後尾から乗務員さんがアナウンス、沿線の案内やSL大樹の説明をひたすらしてくれます。沿線では地元の方がSL大樹へ大きく手を振ってくれる姿も。
運行開始から7年、地元に根づいていますね。
2号車最後尾にはこのようなサロンがあり、我が家族もこのサロンで車窓を眺めていました。
13時30分から約30分間のSLの旅、鬼怒川温泉駅に到着。
いつもなら息子は眠くなってお昼寝の時間なのですが、終始ご機嫌でSLの旅を楽しんでいました。

SL大樹が転車台に入線。
汽笛のデモストレーションを行いながら、転車していきます。
一日平均3往復と運行頻度も高く、平日も運行しているので比較的乗りやすいSL大樹。
やはり本物のSLは迫力が段違いですね。
これからも観光SLとして鬼怒川を訪れる人々を楽しませてくれることでしょう。
息子の率直な感想としては
『ポー!って音がちょっと怖かった、でもカッコよかった』とのこと。
息子の記憶にも残るSL旅でした。
次回はホテルニューおおるりへ、そして2日目の東武ワールドスクウェアへ向かいます!
【さつえい後記-2019年のSL大樹】

2019年、日帰りで東武ワールドスクウェアへ訪れた際もSL大樹を鬼怒川温泉駅で見て、その後乗車していました。
ご覧の通り、出発前の時点でほぼ夕暮れ、走行中は真っ暗で外はまったく見えない、な感じでした^^;
一番うしろに赤い列車が併結されているのがわかりますか?当時は勾配対応のため、ディーゼル機関車が後ろから押していました。その後、SL単体でも勾配は登れることが判明し、現在はSL単体で客車を牽引しています。