飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2026年03月09日:愛知旅行記(子連れで楽しむ名古屋鉄道旅!リニア・鉄道館へドクターイエローに会いに行く!)

ミュースカイで名古屋駅まで到着、お次はあおなみ線で息子が一番楽しみにしていた『リニア・鉄道館』に向かうのですが…息子はお昼寝の時間で眠いみたいです…。あおなみ線で寝な!もうちょっと頑張りな!と手を引きつつあおなみ線の改札へ。

あおなみ線の改札は新幹線改札の真裏にあるのですね。これなら帰りも迷わなさそうです。
あおなみ線とJR在来線の改札は隣り合わせ、間違える人もいるのでしょう。大きく『ここはあおなみ線です…』という張り紙がありました。

あおなみ線で息子は爆睡。リニア・鉄道館があるのは終点の金城ふ頭。
実は8年ほど前に訪れたことがあるリニア・鉄道館、その際はセントレアから金城ふ頭行きのバスが出ており、45分ほどで到着しました。現在は運休中。
鉄路で行くと乗り換え含め、1時間半ほどかかってしまいます。

これは三菱のトライトンでしょうか。これから出荷でしょうか。
…ん?でもトライトンはタイで生産しているはず…。ということは日本向け…?車の流通経路は複雑でわかりませんね。

車内からリニア・鉄道館が見えてきました。外にはN700系新幹線が置かれています。

乗っていた電車はレゴランド・ジャパンのものでした。あおなみ線、平日のお昼ごろでも始発の名古屋駅ですべて座席が埋まり、発車直前はかなりの混雑でした。

無理やり起こされた息子はすんごい不機嫌。リニア・鉄道館着いたよ!
今回、大人はJR東海のEX旅先予約で入場券を事前購入。1200円の入場券が1000円になりました。
子供は3歳から有料になるのですね。現地でチケット購入。博物館等でよくある、車両等が印刷されているチケットかと思いきや、QRコードだけ印刷されている紙。
しかも事前購入しても現地で購入するものと同じQRチケットが発券されるようです。
このEX旅先予約、当日でも購入できるので割引価格になっているのであればこちらで予約して入場したほうが良さげです。

入場して飛び込んできたのは…世界最速を記録した高速鉄道のシンボルたち。

蒸気機関車が大好きな息子、一発で目が覚めたようです。C62形蒸気機関車。
戦後の日本を代表する旅客用蒸気機関車で、「特急つばめ」などを牽引し、日本の鉄道史に名を残した名機です。
C62は蒸気機関車として世界最速級の走行記録を持つことでも知られ、当時の“高速鉄道”の象徴ともいえる存在です。

運転席も外から見学できます。電子機器が一切ない蒸気機関車。メカニカルというかなんというか。

955形試験新幹線「300X」。
これは東海道新幹線のさらなる高速化を目指して開発された試験電車で、1996年に時速443kmという国内最高速度を記録しました。

超電導リニア MLX01-1。
JR東海が研究開発を進めるリニアモーターカーの試験車で、山梨実験線では時速552kmという鉄道の世界最高速度を記録しました。

ドアは跳ね上げ式。ちょっと近未来。

中は新幹線よりも少々狭く、2-2の座席配列。片側は取り外されています。飛行機のようなオーバーヘッドビンがあります。

中に入って、まずは0系新幹線の前で記念撮影。息子は指で『0』を作っています。

一番の目的であるドクターイエローに会いに行きましょう。
息子は足取り軽やかに、先頭を小走りでドクターイエローへ一直線。

以前、走行している場面を見たことはありましたが、間近で見るのは初めて。
この展示スペースには0系新幹線をベースにしたドクターイエロー、922系が展示されていましたが、石川県白山市のトレインパーク白山に移設されています。

この現行ドクターイエロー、正式名称は923系(T4編成)。JR東海所有の検測車であり、2025年1月に引退しました。
ちなみにドクターイエローは2編成あり、展示されているT4編成と、JR西日本所有のT5編成があります。現在もT5編成は定期的に検測作業を行っています。こちらも2027年を目途にN700Sに搭載されるシステムへ移行し、退役予定です。
車内は……意外と普通ですね。

念願のドクターイエローの前でにんまり。今日はドクターイエローのプラレールを一緒に持ってきていました。

お隣の車両に行ってもドクターイエローにくぎ付け。

さて、他の車両を見ていきましょう。私は何といっても0系と100系新幹線がお気に入り。

100系の2階建て食堂車。提供する会社によってクロスの色が異なりました。
子供の頃、この食堂車でお昼ご飯を食べたことを今でも覚えています。

1階部は厨房施設。

こちらは0系新幹線の車内。初期の転換クロスシート。

0系新幹線にも食堂車がありました。

厨房施設。火災リスクを避けるため電熱式コンロを採用し、さらに電子レンジや食洗機も搭載。走行していた1970年代としては先進的な設備でした。

リニア鉄道館の鉄道ジオラマは日本最大級。リニアから歴代の新幹線、在来線まで多数の車両が走行し、東海道新幹線沿線の風景を中心に精密に再現されています。

よく見ると遊び心として、一寸法師なども配置されています。

息子は鉄道博物館のC57を見て、蒸気機関車にどハマりしました。
リニア鉄道館にもC57が展示されています。

手前は381系。名古屋〜長野を結ぶ「しなの」で使われた、世界初の実用『振り子式』特急電車です。

展示されている新幹線を見ていきましょう。

既に東海道新幹線では引退した700系。
現在はJR西日本で「ひかりレールスター」として運用されています。

2階から。手前から700系、300系、100系、0系。そういえば500系がありませんね。
500系はJR西日本が単独で開発・保有した新幹線なので、この博物館にはありません。現在も一部車両が現役で走っていますが、京都鉄道博物館にも展示されています。

外に展示されているのはN700系の量産先行試作車(X0編成)。X0編成は2005年に製造された初期試作車で、本格量産前に各種試験に使用された特別な車両です。2019年7月より1号車、8号車、14号車の展示が開始されました。

1号車は普通席。左側に見切れていますが家庭用エアコンが搭載されています。
車内では休憩に加え飲食も可能ですが…誰もいない…。

お次の8号車はグリーン車。こちらは多くの来場者がいました。
グリーン車…いいですね。ここで駅弁とビールをいただきながらのんびり過ごしたいです…。あ、リニア鉄道館はアルコール類持ち込み禁止でした。
ずっと立って動き回っていたので、家族でのんびり休憩します。

館内にはPLUSTA Bentoがあります。こちらは駅の売店を再現したもので、リニア・鉄道館限定のお弁当やサンドイッチ、新幹線の車内販売でおなじみのコーヒーやアイスクリームまで、多彩な商品を扱う専門店です。

いわゆるシンカンセンスゴクカタイアイスを息子に勧めましたが、イチゴアイスがいいとのことで。こちらもスジャータですね。
私は帰りの新幹線のおつまみに、東海道・山陽新幹線限定のチップスターを買っていきます。

2階は資料コーナー。「シンデレラエクスプレス」は、21時発の東京発新大阪行き最終ひかり号につけられたキャッチフレーズです。
この列車は当時の『ひかり289号』で、東京21時発、新大阪23時52分着でした。ちなみに高速化が進み、現在のシンデレラエクスプレスは21時24分発ののぞみ293号です。

0系新幹線の『鼻』も展示されています。飛行機でいうレドームのような形をしています。

初期の0系は鼻部分にアクリルカバーが採用されていました。このカバーは鳥衝突で破損しやすかったため、FRP素材の丈夫なカバーに変更されました。

キッズスペースは予約制。巨大なプラレールジオラマが展示されているほか、プラレールの車両が貸し出され、自由にレールを組むことができます。

N700系を模したモックアップも。

赤ちゃんはお隣のプレイルーム。こちらはリニアモーターカーを模した滑り台です。

息子も大満足のリニア・鉄道博物館。最後にドクターイエローに挨拶して退館。
あおなみ線は……なかなかの混雑です。なんとか座ることができ、息子は即爆睡。リニア鉄道館の来場者だけでなく、レゴランド・ジャパンの利用客も多いようです。

帰りはのぞみ号…ではなく、ひかり号658号。のぞみと比べて停車駅は小田原が追加されるだけです。

今回は2名以上で予約すると安くなるEXファミリー早特7を利用し、1名9,500円。ちなみにのぞみ号だとEX早特21で10,370円。かなりの差があります。

息子は初めての新幹線(厳密には博多〜小倉間で乗ったことがありますが)にワクワク。
猛スピードで景色が流れていく様子に、飛行機とは違った感覚を味わえたようです。結局、新幹線でもまったく寝ず、最後まで楽しんでいました。

大人はというと……大好きな『めいふつ天むす千寿』とビールで乾杯!
そうそう、名古屋駅の売店でも氷だけのカップが売っているのですね。ビールのあとは持参しているウイスキーでハイボールを楽しみました。

今回は家族で楽しむ名古屋乗り物ツアーでした。息子は飛行機搭乗、セントレアでの遊具、ミュースカイ、リニア鉄道館、そして帰りの新幹線と、全行程を満喫できたようです。
私自身も乗り物が好きなので、このように家族で楽しめるのは嬉しいことですね。伊丹のスカイパークや、息子の蒸気機関車好きとしては京都鉄道博物館にも連れて行きたいところです。

2月末から続いた旅行もこれでひと区切り。息子は幼稚園、妻は仕事復帰、私も仕事が忙しくなります。しばらくは近場で楽しみましょう。


【さつえい後記-サクラサク】

2月1日から始まった長期休暇の旅行、及び3月の名古屋家族旅行。
そこから約2ヶ月間、写真の整理やブログの作成、動画編集に追われ、慌ただしい日々が続いていました。
気がつけば季節はすっかり春。街には桜が咲き始めています。
今年は開花こそ早かったものの、満開までは少し時間がかかりましたね。
記事自体は順次アップしてきましたが、この一連の旅行記を書き終えたのは3月28日。
ちょうど「サクラサクキセツ」に間に合ったような、不思議なタイミングです。
一年のうち、この時期だけの特別な景色。
ようやくひと段落した今、少し肩の力を抜いて、のんびりと桜を眺めに行こうと思います。
今回の旅も、振り返ればあっという間。
また次の思い出に向けて、日常を大切に過ごしていきたいですね。