
おまけというのはジャンボの影に隠れてすっかり小さくなっちゃっている(笑)DHC-8-Q300です。
三宅島のラストフライトでは火山ガスの影響で着陸できず、羽田空港に引き返してしまうという少し寂しいフライトとなってしまいました。
到着後はいつもの81番スポットにいたQ300ですが、16時46分、電源車が付けられプロペラが回転し始めました。
なんで動き出したのか意味がわからなかったのですが、当日中に仙台へフェリーされ、売却整備を実施するとのことでした。

くるりと自分で転回します。

Z-TWYよりタキシーアウトする模様。

人数は少ないですが、整備さんは大きく手を振っていました。

前の記事にも書きましたが、『社員さんのその機種に対する熱い思いは同じ』です。いつも整備していた羽田空港で一番小さな機体。愛着も湧くことでしょう。見えなくなるまで手を振っていました。

Q300の旅立ちを祝福するかのように、桜色のジェットフォイルが横切ります。仙台に向かうQ300、ランウェイは34Rです。普段北風だとランウェイ05よりテイクオフするQ300、D滑走路が完成する前の2010年10月以来ですね。

そして最後のテイクオフ。Q300は軽々と離陸していきました。
写真を撮りそびれましたが、Q300は翼をフリフリしながら上昇。そして管制官に最後の挨拶を告げ、仙台へ向け旅立って行きました。
ジャンボだけでなく、このQ300のお別れも立ち会うことができ、本当によかったです。結局最後までANAのQ300は乗ることはなかったですが、まだRACでは飛んでいます。こちらも機種更改の為、数年後には退役してしまうとのこと。機会があれば乗りたいですね。
これにておまけは終了…ではありません!明日は必見ですよ!よろしく!