飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2021年10月09日:JAL321便(羽田-福岡 777-200ER)



2021年10月09日(土) JAL321便 羽田→福岡 14:00→15:50
777-200ER JA703J 座席:1A 羽田SPOT:9 福岡SPOT:8 高度:39000ft 速度:800km/h 区間マイル: 566mile 特便割引3(18000円)


感染状況が落ち着き、ワクチンを2回接種完了した今、山口県に住む祖父母に会いに行ってきます!
コロナが広がる前に訪れ、もう1年半も会えていません。ようやくこの日を待ち望んでいました。
今回は事前のPCR検査も受けて万全の体制でフライトします!

この便を予約したのは4月頃、退役した国内線用777の代替機として、国際線機材の777が2年間限定で国内線に投入されると発表され少し経った頃でした。
この機材を使用する便では、ビジネスクラスがクラスJとして開放される模様。2年間の乗り得座席、ぜひとも乗ってみたい…と思い、旅程の計画を立てました。
元々の計画は10月10日(日)のJAL307便。この便だけ、クラスJ株主優待割引の空席があったのです。その他の便は3万円オーバーの特便割引運賃のみ…。株主優待割引であると22000円ほどで乗れ、万が一機材変更になってもキャンセル手数料は微々たるものなので予約しました。
しかし9月中旬、恐れていた機材変更が発生しました…。機材は国際線機材777から787に変更。この便はキャンセルし、その代わりに空席があった前日の14時発JAL321便を得便割引で予約。値段は18000円でした。
結果的に4000円ほど安くなり、滞在が1日増えると、良い結果に転がりましたが、14時発という中途半端な時間です^^;


今回の座席は元々クラスJ窓側最後列の『7A』を予約していました。どうやら一般会員は窓側は6列目、7列目しか予約ができないようです。
出発48時間前の10月7日14時、座席指定画面を見ると『1A』と『3A』が開放!すかさず『1A』を指定しました!
ANAのSFC修行でプレミアムクラスに多く乗っていた時以来、実に7年ぶりのファーストナンバーにテンションが上がります!


出発当日、少し早めに羽田空港に向かいます。14時発なので羽田空港でお昼ごはんを食べましょう…。
ステーキ宮でハンバーグランチ。
都内でビールが飲めるのは本当に久しぶりですね。出発前に軽く一杯いただきます!


まだまだ時間はあります。保安検査を通過して出発ロビーで飛行機の撮影をしていましょう。本日搭乗するJAL321便は9番スポットより出発。まだクラスJには空席が模様です。


保安検査を通過したところに『自動運転モビリティサービス』というものがありました。自動運転の車椅子ですね。
ちょっと試してみましょう…。搭乗口を選択してスタート…音楽を流しながら歩くより低速で走っていきます。そして何より恥ずかしい^^;
搭乗口に着いたら自動で戻っていくのですね。とても賢い自動運転車椅子です。


出発ロビーで飛行機の撮影の合間、カードラウンジへ。


カードラウンジでも有料でビール類の提供を行っているのですね。スカイエールもあります!
このラウンジ、到着時も使用できるので、帰ってきて行き交う飛行機を眺めながらスカイエールで一杯…というのもいいですね。


本日の搭乗券。座席番号の『01A』の文字にワクワクが止まりません(*^^*)


13時30分過ぎに到着した『黄金のJAL』を撮影して、テクテクと9番スポットへ。すでに搭乗が開始されているようです。


本日の機体は777-200ER、JA703Jです。


今日はクラスJなので左側!


チーフパーサーに迎え入れられ、すぐに座席に到着。国際線ビジネスクラスで使用されている『JAL SKY SUITE Ⅲ』です。
角度がついている座席はフルフラットにもなります。窓までがちょっと遠いですね。




これは小物入れですね。短い国内線だと忘れ物しそう^^;


大型のモニターは手元のコントローラーで操作しますが、タッチパネルにもなっているので指でも操作可能。飛行中はフライトマップを表示させていました。
唯一の難点は離着陸時、座席の手元にバッグ等を置けず、荷物棚にあげないといけないことと、非常に肉厚なシートベルトで重いところでしょうか。


出発前に忙しく撮影して一息付く間もなくプッシュバック開始。羽田空港は北風運用、よく晴れ渡っています!


福岡行きは『RITRA TWO A DEPARTURE』、ランウェイ34Rより出発です。
離陸後右旋回をして江戸川上空へ、さらに左旋回して都心上空を反時計回りで上昇していく出発方式です。


ランウェイ34Rをインターセクションで滑走路へ。


ランウェイ34Rよりテイクオフ。おや、寝ている機体は少なくなりましたね。主に運航停止中の777が目立ちます。それ以外の機体は航空需要回復で多くがフライトしているようです。


お台場上空を通過、機体前方だとエンジンブラストの影響を受けずにきれいに撮影できますね。




眼科はディズニーランドとディズニーシー。ディズニーシーは新しいエリアを建設中。
ウォルト・ディズニーの名言にある「ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化し続けるだろう」の如く、次々に進化を続けていきます。


まもなくウェイポイントの『PLUTO』です。ここからは陸地を左旋回しながら上昇を続けていきます。


羽田空港の全景がみえてきました。


都心上空は雲が被っているのと、9000ftという高度でよく見えず。一路福岡へ向けて巡航高度まで上昇していきます。

【機窓】JAL 777-200ER 羽田空港 ランウェイ34R離陸 (211009 JAL321 1A)

離陸の様子を動画で撮影していました。片手で一眼レフ、片手でスマートフォン、そして窓が遠いとなるとかなり態勢が辛いです(;^_^A


機内食は出発前にステーキ宮で買ったステーキサンドです!サクッと食べられる軽食かと思ったら意外とボリューミー。


機内の紙コップは東京オリンピック・パラリンピックのマスコットキャラクター、ミライトワとソメイティが描かれています。


CAさんよりお声がけいただき、前方のバーカウンターを撮らせてもらいました。国際線ではここにワインやおつまみ等を置いてフリーでいただけるようになるとのこと。


座席をフルフラットにしてみました。寝転んでみましたが、どうも頭に血がのぼる…。飛行機は巡航中、1.5度から3度機首を上げた状態で飛行しているので、頭が下に下がるのですね。枕が必要かもしれません。
国内線でフルフラットでゴロゴロ…これはこれで最高です!


この国際線機材777-200ERは2年間限定。2年後は退役を迎えます。国内線で最後のご奉仕ですね。


いつも窓の外を見ている私も、窓が少し遠いこの機材では快適な座席を堪能。ふと外に目をやると尾道からしまなみ海道が見えました。


そして山口県上空、小月基地です。


高度を下げ、福岡空港へのアプローチ体制に入りました。今回の最終目的地、祖父母の家がある下関が眼下に見えます。


奥には北九州空港も見えています。そして中央を横断するのが関門海峡。この海峡の一番狭い場所には関門橋がかかっています。
この海峡を大小合わせて一日1000隻近い船が航行しています。


関門海峡を超えるとすぐに北九州工業地帯。


そして芦屋基地。エプロンには機体が全くいませんね。


相島を中心に旋回、福岡空港のランウェイ16へアプローチしていきます。ランウェイ34のビジュアルアプローチを期待したのですが…残念。




地上の緑地に機体の影が写っていますね。この付近の住宅やマンションからは飛行機がアプローチしている姿がよく見えそうです。羨ましい…。


機体の影はどんどん大きくなっていき…。


もう少しで手が届きそう…!というときに雲に隠れてしまいました^^;


ランウェイ16にランディング。滑走路反対側は晴れていますね。ソノトキダケクモールってやつですね^^;


8番スポットに入っていきます。


福岡空港に到着!時刻は15時37分、13分ほど早着しました。

【機窓】JAL 777-200ER 福岡空港 ランウェイ16着陸 (211009 JAL321 1A)

着陸の様子を動画で撮影していました。


新型コロナウイルス感染防止の為、降機順はクラスJの乗客より。普通席の乗客は座ったまま待機するようアナウンスがされています。
他の乗客を待たしているのでさっさと降機しましょう。


福岡空港、よく晴れていますね。きれいな夕陽も期待できそうです。
快適な国際線機材でのフライトでした。欲を言えば、やっぱり那覇線など長距離線でこの座席を堪能したいですね。


機体前方だと到着ロビーにでるのも早いですね。15時37分に着いて、15時45分には到着ロビーにパージ。

本日は福岡空港近くのホテルで一泊の予定、日暮れまで福岡空港での撮影に当てています。次回は福岡空港展望デッキからの撮影編です。近くの歩道橋からはきれいな夕陽も見れましたよ(*^^*)


JAL321便GPSログです。画像をクリックすると詳細が表示されます。

JAL321便機内アナウンス集です。
【機内アナウンス】JAL321 羽田-福岡 機内アナウンス集(211009)


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