今回は仙台空港・多賀城・そして仙台市内での写真、旅行記です。ANA3231便で仙台空港に到着した私、仙台空港アクセス線は発車してしまったばかりのようで、次の電車まで30分近くあります。軽く仙台空港の中を散策してみました。

青葉城公園の伊達政宗公銅像と仙台七夕祭りの壁画にお出迎え。

仙台空港は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた空港です。仙台空港復興の歩みと題し、写真の展示を行っていました。
そういえば、退役間近であったJALのA300-600Rはコンテナ輸送に最適ということで退役を延期させ、復興に一役買ったのですよね。
仙台空港に押し寄せた津波は左側の柱のラインのところまできました。

右側の石像は東日本大震災慰霊の碑です。瓦礫の中から見つかった石像は何かを訴えているということで、修復され、慰霊の碑となっています。


カードラウンジに訪れてみました。ここはWestSideのカードラウンジ。もう一つ、EastSideというカードラウンジがあるようです。この規模の空港で2種類のカードラウンジがあるのは珍しいですね。

中は…正直がっかりです。座席数は少ないし、ゴールドカードで無料になるのは1時間のみ。

ドリンクも種類が少なく、仙台らしさはまったく感じられないラウンジでした。本当にちょっと休憩するだけのものですね。

外にでて仙台空港のターミナル外観。屋根が波打っている独特の形状です。この形状の為、当初は展望デッキはなく、今後も作られないだろう…と思っていましたが、2010年、まさかの屋上への展望デッキ増設。この要領で関西国際空港にもターミナル内に展望デッキ作ってくれればいいのですが…。

仙台空港に乗り入れている電車は仙台空港鉄道という第三セクター。直接JRに乗り入れ、仙台駅まで運行しています。

鉄道むすめグッズがたくさん(*´Д`)

2両編成のワンマン運転。発車ベルや車内放送もJR東日本、というか山手線とまったく一緒で、関東から脱出した感じがまったくしませんw

2両編成だと輸送量不足なのでしょうか。仙台駅に着くまで車内は大混雑でした。22年振りの仙台駅です。

ホテルに荷物を置いて、JR仙石線で多賀城駅へ。幼稚園~小学生の頃、この多賀城に住んでいたのです。22年ぶりに訪れました。
私事であり、このブログに写真を載せてもしょうがないので特に載せませんが、子供の頃の記憶や土地勘って覚えているものですね。地図なしでも昔歩いていた道や抜け道を歩けました。
そして何より感じたのが、この街ってこんなに小さかったっけ…?ということ。子供の頃の目線や足では大きく感じた街も、大人になって歩くと違うものですね。懐かしい気分いっぱいでした。

多賀城跡までやってきました。

昔からそうでしたが、やっぱり跡しかない多賀城でした^^;

多賀城跡近くにある多賀神社。

多賀城駅前からは綺麗な夕陽が。

多賀城も海沿いは津波の被害を受けたところ。八幡神社までやってきました。

多賀城では東日本大震災の津波で188名の尊い命が失われました。八幡神社にはいのちの碑が置かれています。

この八幡神社には3mの津波が押し寄せ、鎮静の森として植えられていた杉は枯れ始め、伐採されてしまいましたが、この大木だけは修復され佇んでいます。

復興工事着々と。八幡神社から海までは1kmほどの距離があり、もちろんこの場所からは海が見えません。自然の力には人間は太刀打ちできませんね…。

仙石線で仙台駅まで戻ってきました。仙台駅には伊達政宗や七夕短冊をかたどったステンドガラスがあります。

まだ11月でしたが街はクリスマスムード。

朝にラウンジでサンドイッチやおにぎりをいただいたきり、お昼ごはんカットで廻っていたのでお腹ペコペコです。仙台といえば牛たん!ということで青葉通りにある喜助に行ってみました。牛たんの有名店ですね。

牛たん定食1.5人前!麦飯とテールスープが付いています。牛たんはカロリーが低く、麦飯も栄養たっぷり、テールスープはコラーゲンいっぱいと、女性にも嬉しいメニューです♪

仙台の冬の風物詩といえば光のページェントですが、12月からのようです。代わりと言ってはなんですが、街を優しく照らすガス電灯を。




仙台はなんだかとても雰囲気がいい街ですね。翌日は朝には発つのでゆっくり観光できませんでしたが、また訪れて仙台市内や足を伸ばして気仙沼、塩釜、松島なども訪れてみたいですね。
次回は11月22日の仙台空港撮影編です。いい天気でした!