
引き続き、岐阜基地航空祭2023、今回はウイスキーパパの曲技飛行よりスタートです。

ウイスキーパパは、日本を代表する競技曲技飛行チームです。2008年に開催された曲技飛行競技世界選手権(Advanced World Aerobatic Championship)の日本代表チームが母体となり、日本人初で唯一、FAA(米連邦航空局)のエアショーライセンス最高位の無制限クラスを保有するパイロット、内海昌浩によって結成されました。
使用する機体はExtra EA-300、JA14WP。チーム名はフォネティックコード読みの『ウイスキーパパ』からきています。

室屋さんの曲技飛行は過去の岐阜や千歳で見学したことがありますが、ウイスキーパパは初めて。どんなフライトを見せてくれるのでしょう。



失速、きりもみ…飛行機ではタブーな動きを競技用飛行機で見せてくれる。見ているこっちがヒヤヒヤです。





飛行機ってこんな動きできるの!?と物理法則が乱れた12分のフライトでした。

大きな機体がやってきました!小牧基地からやってきた、KC-767。空中空輸機です。ローパスからの…

大きく左旋回!767-200をベースにしたKC-767。民間機好きの私からするとこんな巨大な機体が機動飛行並のフライトをすることに驚きと興奮を隠せません!

タッチアンドゴーを披露してくれるようです。


タッチダウンの瞬間は駐機中の機体の影となり撮れませんでしたが、CF-6エンジンをフルスロットル、再び上昇する瞬間を。

最後は会場上空をローパスして小牧基地に戻っていきました。
無線機で岐阜タワーの周波数をモニターしていましたが、名古屋アプローチなどにコンタクトせずに、ダイレクトで小牧タワーにコンタクトするのですね。岐阜基地と小牧基地は直線距離で15km、10マイルないほど近いのです。

お次はこちらも小牧基地より。航空救難団のUH-60J/U-125Aによる救難デモストレーションです。

ジェット機のU-125Aが広域捜索、要救助者を発見するとUH-60Jが引き上げ救助を実施します。

地上では目標地点の発煙筒が炊かれています。

上空をU-125Aが縦横無尽に飛び回りますが、エンジン音は静かで軽やか。

U-125Aが要救助者を発見、UH-60Jが現場ポイントへ向かいます。

UH-60Jより隊員が降下。

U-125Aは救助が完了するまで、上空を旋回して見守ります。


要救助者の引き上げ救助完了。迫力の救難デモストレーションでした。
次回はC-2の機動飛行、そして岐阜基地名物の異機種大編隊飛行をお届けします。
【さつえい後記‐先進技術実証機X-2】

前回、岐阜基地航空祭で基地内に入ったのは2018年でした。
先進技術実証機である『X-2』が公開されるとのことで、南側畑ポイントより基地内バスに乗って見学しにいったのです。
このX-2、「日本の魂」の思いを込めて『心神』と名付けられています。かっこいいですね。
現在は性能試験終了し、防衛装備庁電子装備研究所飯岡支所にて、詳細なステルス性の計測を行っていると推測されます。
用途終了時は生まれ故郷の県営名古屋空港や性能試験を実施した岐阜基地最寄りの博物館等に展示されるといいですね。