
11月17日、岐阜はワシントンホテルプラザ岐阜よりおはようございます。
時刻は5時30分。…早く目が覚めてしまいました。
外を見てみると…あれっ、一面雲ではなく、抜けていますね。天気予報が外れた...?

6時08分発の電車に乗る予定で出発。名鉄岐阜駅前…月が出ています...。やっぱり晴れてる…?

6時08分発の普通犬山行きで六件駅まで。去年は後続の6時22分発の電車に乗りましたが、そこそこの混雑状態でした。
本日は…航空祭に向かうと思われるミリタリー風の方々が数人いますが、座席も空席があるくらいの落ち着きです。

六件駅で降りて少々トイレへ。気づいたら最後の改札通過となったようで…駅前には誰もいません。
基地に向かう道も誰もいない…。

基地門が見えてきてようやく並んでいる人々が見えてきました。

門から約200mの地点まで歩き、開門まで待機。本来は8時30分の開門ですが、7時に開門されるようです。

開門後、真っ先にエプロン地区へ。まだエプロンは解放されておらず、ロープで規制されています。

…晴れていますね…。基地内からは完全に逆光となってしまいます。
これなら南側の畑ポイントでもよかったのではないかと思いつつ(;`A・ ́)

エプロンエリアが解放、みんなロープを持ち、規制線まで前進していきます。そして私もロープを持っていたので自然と最前列を確保。
貴重品以外の荷物で場所取りをし、展示機の撮影に向かいます。
アメリカ空軍からF-18がやってきていました。

航空自衛隊のT-400。大型機と救難機の乗員訓練を行う基本練習機。

海上自衛隊のU-36A訓練支援機。

格納庫には2021年3月に退役したF-4戦闘機初号機の姿が。

機体には『PhantomForever』と書かれています。

機体前方には2分隊整備員の寄せ書き。

さらに地上展示機を見に行きましょう。F-15とF-2戦闘機。ともに日本の主力戦闘機です。

航空自衛隊のC-130輸送機。

陸上自衛隊のAH-1S。愛称はコブラ。

本来なら海上自衛隊の水陸両用艇のUS-2が駐機している位置にUP-3Dが。これはP-3Cをベースにした電子戦訓練支援機。
US-2が見たかったのですが、これはこれで初めての見学。

格納庫内にはテストカラーのF-2。

ずらりと並ぶF-15やF-2。

そういえば、C-1やC-2テストカラーとなったF-15の姿が見えませんね。
オープニングセレモニーと同時にタキシングしてきました。

先頭はT-7練習機。

お次は赤いテストカラーのF-2戦闘機初号機。

これがお目当て、F-15はアメリカから購入した機体なので岐阜基地特有の赤いテストカラ一機は存在しませんでした。同様の理由でF-35もテストカラー機は存在しません。
今回、航空自衛隊結成10周年の一環で、F-15に赤いテストカラーが施されました。これがめちゃくちゃカッコいいのです...!

お次はテストカラーのC-2輸送機初号機。

最後は今年がラストイヤーとなるC-1輸送機。初号機となる28-1001は銀色です。
航空ファンからは『銀ちゃん』の愛称で親しまれています。


順光でテストカラーの4機が揃いました!

銀色C-1は轟音をたてながら目の前にスポットイン。エンジンはJT-8Dとよばれる細長いエンジン。
かつては民間機では737-200、MD-81、MD-87に装着されていました。当時では最新鋭のエンジンでしたが、昨今のエンジン消音化により
現在では騒音が際立っています。バリバリいうことから私は『雷エンジン』と呼んでいます。

C-1、C-2、T-7、F-2、F-15の5機が揃い、オープニングセレモニー開始。

目の前の滑走路では小編隊飛行の為に次々と航空機が離陸。




一年ぶりのアフターバーナー轟音が体に響きます。

F-15の機動飛行が始まりました。


正面!!!


T-4の2機とF-2は元ブルーインパルスのパイロットが乗っており、ブルーインパルス風の科目を披露。





朝からブイブイ言わせる機動飛行でした。
次回はKC-767、C-1、C-2の輸送機部隊が暴れまわります!
【さつえい後記‐ブラックファントム】

最近は初めて訪れた…みたいなことでお茶を濁しているこのコーナー、今回は初めて岐阜基地航空祭に訪れた時の写真です。
2015年の岐阜基地航空祭、友人に連れられて訪れた岐阜基地南側の畑で見たのはブラックのファントムでした。これがかっこいいのなんの…。
時は経ち、ファントムは退役してしまいましたが、この日の青空に映えたブラック、エンジン音は未だに記憶に残っています。