飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2013年02月11日:ADO011便(羽田⇒新千歳 767-300ER)


2013年02月11(月) ADO011便 羽田→新千歳 06:50→08:20
767-300ER JA98AD 座席:42A 羽田SPOT: 55 新千歳SPOT:6 高度:39000ft 速度:890km/h 511mile 11170円(DOバリュー3)

関西日帰りフライトから1週間立たないうちに、今度は北の試される大地に飛びました!
2月5日から2月11日の間まで札幌市の大通り公園中心に『さっぽろ雪まつり』が開催されており、これを見に行こうと思ったのです。
さっぽろ雪まつりは多くの観光客が集まる札幌の冬の一大イベント、飛行機もホテルも一番の書入れ時です。
しかし、10日までの飛行機や宿はとても高いのですが、最終日となる11日発にすると飛行機は片道1万円程度と意外と安い…。そして宿も10日までのボッタクリ料金とは打って変わって、通常の値段に戻っていました。
そこでさっぽろ雪まつり最終日の11日、始発便で新千歳へ飛び、12日の夜便で帰ってくるというプランが出来上がりました。
さっぽろ雪まつり閉幕後はすぐに雪像を重機で壊してしまうそうです。この壊すところも今回は見れそうです。
今回は成田からLCCではなく、羽田からエアドゥの利用。料金がLCCの約1万円に対して、エアドゥはDOバリュー3で11170円とLCCに迫る値段。それなら準大手で安心のエアドゥに乗ろう!ということになりました。


朝早い6時50分の飛行機なので、羽田空港はバイクで。成田出発の6時台LCCを利用する際は家を4時過ぎに出なければ間に合いませんが、エアドゥだと出発15分前までに搭乗手続きをすれば大丈夫なので時間にも気持ちにも余裕ができます。
5時10分頃に家を出て、羽田空港に到着したのは6時過ぎ。すぐに出発カウンターに向かいました。


この日搭乗するのはエアドゥの札幌行き始発便、ADO011便。


自動チェックイン機でチェックイン。エアドゥはANAのようにスキップサービスがないので、一旦搭乗手続きをしなければなりません。しかしエアドゥ専用の自動チェックイン機だけではなく、ANAの自動チェックイン機でもチェックインはできるそうです。
座席シートの一覧が表示されました。機体前方は埋まっているものの、私が座る後方座席はかなり空席があるようです。


搭乗案内書が発券されました。QRコードをセキュリティチェックと搭乗口でかざして搭乗します。


セキュリティチェックを通過したエリアには、ANAの歴代制服を身にまとったリカちゃん人形が展示されていました。


搭乗口は55番。第二ターミナルの中でも一番奥にあるゲートです。歩く歩く…w


出発15分前、搭乗口に到着しました。まだ搭乗は始まっていない模様。
到着地、珍千歳の天気は曇り、気温は-15度とのこと!冷凍庫だ!w


優先搭乗から始まり、程なくしてすべての乗客の搭乗開始。本日の機体は767-300ERのJA98AD。エアドゥが導入した1号機です。
背後のオープンスポットには先日ANAより移籍した737-700が見えます。


ボーディングブリッジからは綺麗な朝日が見えました。少し見づらいのですが、MD-90が朝日の上を旋回しています。


恒例のコックピット撮影。本日の機長は外人のようです。


『Welcome AIR DO』のマットを跨いで機内へ!今まであまり意識していなかったのですが、ボーディングブリッジって本当に機体とぴったりくっつけるのですね^^;


少々古臭い767-300ERの機内。座席配列は2-3-2のノーマルな767仕様。


本日の座席は最後尾から2列目の42A。最後尾の43Aは予約の際、ブロックされていました。しかし搭乗した時は誰も座っておらず。
体が不自由な方の為に予めブロックしてあるのでしょう。


窓からは綺麗な朝日が見えました。
乗客も少ないようで、すぐに搭乗完了し、6時49分ドアクローズ、ほぼ定刻の6時51分にプッシュバック開始。
羽田空港は北風運用かつ、この飛行機は北行きなので、ランウェイは34R。
早朝なのでまだ羽田空港の出発ラッシュには巻き込まれず、7時01分、ランウェイ34Rより離陸滑走開始。左側の座席からはオープンスポットに駐められた飛べない翼、ボーイング787がエンジンにビニールを被されて多く駐機していました。
767-300ERの強力なエンジンが唸りをあげて、滑走路を半分使わずにエアボーン。
離陸後はライトターンしながら海岸線に沿うように飛行し上昇していく。船橋市上空付近からレフトターンして内陸を飛行し、一路北海道を目指す。


電子機器使用制限解除のアナウンスがあり、機外を一枚。左側に東京スカイツリーや、左奥に富士山が見えています。


ドリンクサービスはコーヒーをオーダー。ベアドゥの顔が描かれている紙コップが可愛いε-(´∀`*)


286人乗りの767-300ERに対し、搭乗数は120名。半分も乗っていません。
早朝とはいえ、雪まつり期間中。ほぼ満席を予想していましたがこのガラガラ具合にビックリしました。
機内は少ない乗客でゆったりした空気が流れています。


エアドゥの機内誌『rapora』と安全のしおり。


機内誌ではさっぽろ雪まつりの特集を行なっていました。


エアドゥの機内ではオーディオサービスもあります。座席にイヤホンは備え付けられていないので、客室乗務員さんに申し出てイヤホンを受け取ります。
ジブリシリーズのチャンネルがあったので、聴いていました。


徐々に高度を下げていき、窓からは津軽海峡が。まもなく北海道に到着します。
ログブックを預けていたCAさんから雪まつりに行くということで、綺麗な機内誌とエアドゥのキャンディをいただきました。
キャンディにはエアドゥのマスコットキャラクター、ベアドゥが描かれていてとても可愛いε-(´∀`*)

ログブックを頂いてびっくりしたことは、新千歳空港着陸予定滑走路が19Lということ。
この時期の新千歳はほとんどランウェイ01だと思い込んでいたので、かなり意外。
しかも天気は晴れているとのこと。ますます意外ですw

ログブックに書いてあったとおり、機体はランウェイ19へサークリングアプローチ。
左席からは新千歳空港及び千歳基地がよく見渡せました。
視程はとてもよく、ランウェイ19Lビジュアルアプローチの模様。ベースレグ、ファイナルレグと旋回し、8時13分、ランウェイ19Lに着陸!
ランウェイ19Rより離陸する飛行機を待機し、スポット6番までタキシング。
新千歳空港は雪で覆われていると思っていましたが、滑走路や誘導路は綺麗に除雪されており、雪はまったく無い状態でした。


定刻ぴったりの8時20分、スポット6番にブロックイン。素晴らしきオンタイム!


降機中。座席上の物入れが少し古臭さを感じますね。1998年にリースで導入されたエアドゥの1号機、JA98AD。まだまだ現役で頑張るのでしょうか。


ボーディングブリッジからは冷たい空気が…!北海道寒そう…。


晴れた新千歳空港に到着したADO011便。


荷物受け渡し所には発泡スチロールで作られた雪うさぎがいました。


定刻どおり到着したADO011便。エアドゥはANAとコードシェア及び業務提携を行なっており、ANAの便名はANA4711便。大手並みの定刻意識があり、安心して乗ることができます。

ADO011便と同じような時間に羽田から新千歳へ向かうANA51便。これにはジャンボ機が投入されているようで、この折り返し便であるANA54便を撮影する為にすぐには札幌市内に向かわず、空港で撮影することにしました。

次回は2月11日新千歳空港撮影編です。
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