このブログでは初めてであろう、鉄道の乗車記です。高松から東京への帰路は寝台特急のサンライズ瀬戸を利用してみました。
夜行バスは何度か利用したことがありますが、夜行列車は初めて…。一度どんなものなのか乗ってみたかったのです。

サンライズ瀬戸は高松駅を21時26分に発車し、予讃線、本四備讃線(瀬戸大橋線)、宇野線、山陽本線、東海道本線を経由し東京へ翌日7時08分に到着します。
約9時間半の長旅、いつも飛行機の国内線で1~2時間の搭乗だけの私にとっては、国際線なみの長時間乗車です。

時刻は21時。高松駅9番線ホームにサンライズ瀬戸として利用される285系が入線してきました。

サンライズエクスプレスのロゴ。

行き先表示板。東京行きです。

発車まで時間があるので車内探訪。これはB寝台のシングル・ツイン。上段は補助ベッドの扱いでシングルにもツインにもなるそう。

B寝台ソロ。上段と下段があり、これは下段。雰囲気はカプセルホテル。

10号車にはミニサロンもありました。

カーペットの部屋はノビノビ座席。普通車指定席の扱いなので、寝台料金が必要ありません。

サンライズ瀬戸はまもなく高松駅を発車…。

私が今回予約したのはB寝台シングル。高松-東京の乗車券が11010円、特急料金が3150円、寝台料金が7350円。合計で21510円。結構いい値段取られます。
高松で安いホテルに一泊して、翌日の高松空港発の朝一便で東京帰ったほうが安いんじゃないかというほど…w
まぁ寝台列車のメリットは飛行機最終便より遅い時間に出発して、翌日朝一便より早い時間に現地に到着するというメリットがあるので…。そして今回は寝台列車に試しに乗ってみたかっただけなので…。

B寝台シングルは編成の中で半数以上を占めているそう。今回の部屋は東京方先頭となる14号車。

B寝台シングルの車両は二階建て仕様。

そしてこれがこの日の宿。B寝台シングルです。宿泊施設として考えたら狭いですが、列車の個室として考えたらかなり広いです。移動する列車、これだけのスペースを占領できることなんて滅多にないですからね。

コンセントや簡易的な机もあります。机は私が持っているノートパソコン(レッツノート)なら置ける大きさで重宝しました。
コンセントは電気カミソリ専用と書かれていましたが、パソコンなどの機器にも使用できました。一個しかないので、複数機器を充電、使用する場合はタップなどを持ってきたほうが良さそうです。

大きな荷物を置く場所はないものの、縦幅が広いので足元に置いても十分余裕はありました。

コンソールパネルは時計や室内灯、SOSボタン、ヒーターの調整スイッチなどがありました。NHKFMが入るスピーカーもあり、BGMとして小さくかけていました。

車内設備の案内。シャワー室はA寝台(シングルデラックス)を利用する人は無料でシャワーカードを配られますが、それ以外の座席の人は車掌さんよりシャワーカードを315円で購入し、利用することができます。
シャワーカード一枚で6分間のお湯が出るそうです。

窓を開けてみました。一階なので床に這いつくばっていますw 一階のメリットとしては二階より揺れが少ないところでしょうか。展望に関しては二階のほうが良さそうです。
いろいろ写真を撮っているうちに早速車掌さんが回ってきて、車内改札が始まりました。この車内改札を受けると東京まで気兼ねなく自由な時間を過ごすことができます。

サンライズエクスプレスは1998年にグッドデザイン金賞、ブルネル奨励賞を受賞、1999年に第42回鉄道友の会ブルーリボン賞をそれぞれ受賞しています。
列車は定刻どおり高松駅を発車。外は真っ暗ですが、月明かりで意外と外が見ることができました。
40分ほどで瀬戸大橋を通過し、本州上陸、岡山へ向かって走っていきます。

岡山駅到着。ここでは出雲からやってきたサンライズ出雲と連結作業を行い、サンライズ出雲とサンライズ瀬戸の全16両編成で東京へ向かいます。

サンライズ出雲が岡山駅到着。連結作業にかかります。
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲 岡山駅連結作業
連結の様子を動画で撮影しました。車掌さんが無線を使用して誘導を行なっています。
この後部屋に戻り、眠りにつきました。

揺れる車内と走行音で眠りはどうも浅い…。私は動く車内での睡眠はどうも向いていないようです。
窓を開けたら名古屋駅でした。どうも運転士の交代のようで、運転席のドアが閉まる音が聞こえました。

再度寝ようとしても寝れない…。いっそ車窓を眺めながら起きていることにしました。ほぼ満月の月の下、列車はひた走る。
浜松駅停車中。夜が段々と明けてきています。

沼津駅近く走行中。富士山が遠くに見えました。

いつも航空無線を聞くために使用している無線機を取り出し鉄道無線の受信を試みる。
関東では数年前にデジタル化されて聞けなくなってしまいましたが、関東以外ではまだまだ聞くことができます。
鉄道無線Bタイプの4chに周波数を合わせると、ピーッという懐かしい空線信号が聞こえてきました。IC-R5は空線信号キャンセラーがついているので、キャンセラーをONにして受信待機。一時間に一度ほど、着発線の変更や列車遅延の連絡などの交信が聞こえました。

熱海駅停車中。ここでも運転士の交代。

外が段々と明るくなってきました。スマートフォンのGPS機能とGPSロガーの速度表示機能で現在走っている場所と速度がわかります。
ボーっと眺めているだけでもなかなか面白い。便利な世の中になりましたね。

二宮駅を通過したあたりから、日の出時間になったので8号車のミニサロンに行ってみました。私の部屋からは日の出が見れなかったのです。

サンライズ!!

横浜到着15分前に車掌さんから朝の放送が入り、昨夜阪和線内での遅れの為、この列車も8分ほど遅れて横浜駅に到着する模様。
横浜駅では通勤客がいるホームに入線し、思わずカーテンを閉めてしまいましたw

東京駅のドームが見えてきました。長かった鉄道の旅も間もなく終了…。

東京駅到着!一緒に乗ってきた乗客たちと記念写真を撮ったり撮ってもらったりしながら、旅の余韻を味わっていました。

サンライズ瀬戸とサンライズ出雲の連結部分。

サンライズエクスプレスは車内点検の為、15分ほど停車していました。やはり到着しても起きない乗客とかもいるのでしょうかw

回送列車として品川方面に走り去っていきました。私は総武快速線に乗ってテクテクと千葉の自宅へ。
サンライズ瀬戸はは夜行バスと比べて値段は倍近くしますが、格段に楽で快適でした。ベッドがフラットなのはとても大きいですね。
しかし私は動いている乗り物の中ではやはり熟睡できないタイプのようで…^^;
これからも国内の長距離移動はやはり飛行機がメインになってくると思われます。
サンライズ出雲やトワイライトエクスプレス、急行あけぼのなども乗ってみたいけど…やっぱり飛行機のほうが安いし有利だからなぁ…。
サンライズ瀬戸は日曜日の上り便ということで、すぐに埋まってしまう可能性もあり、地元駅で乗車一ヶ月前にいわゆる10時打ちをお願いしましたが、当日は空室もある状況。ノビノビ座席も空席がある状態でした。
三連休開始日の下り便などは瞬殺するようですが、普段の日はそこまで込まないのでしょうか。
以上、私のブログとしては異例中の異例の寝台列車サンライズ瀬戸の乗車記でした♪