飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2024年10月09日:JAL505便(羽田-新千歳 A350-900)



2024年10月09日(水) JAL505便 羽田→新千歳 08:15→09:50
A350-900 JA09XJ 座席:59A 羽田SPOT:15 新千歳SPOT:11 高度 :39000ft速度 : 870km/h 区間マイル: 510mile プロモーション:9540円(内訳 運賃:8800円・旅客施設使用料:羽田370円・新千歳370円)



7月末に訪れた新千歳空港、涼しい気候、爽やかな夏空を期待して訪れましたが…見事に大雨…。もはや何をしに行ったのかわからない状態でした。
今回はリベンジで日帰り新千歳遠征。台風のシーズンですが、晴れることを願って、一か八か。


狙ったのは平日ど真ん中の10月9日。もう一週間前から天気予報を見てソワソワしています。
9日の天気は…晴れですね。いや、私は週間天気というものをあまり信用していません。関東地方は雨模様ですが、新千歳はとりあえず雨の心配はなさそうです。
さて、予報どおり晴れてくれるでしょうか…。

そうそう、今回は往復JALでの遠征です。購入したのは前回の伊丹・新千歳遠征から帰ってきたあとの8月6日。JALの10月分タイムセールが開催され、予約したのです。
…実は密かにLife Status ポイントも貯めており、現在のポイント数は355ポイント。JMB eliteにあたります。
あと145ポイントで500ポイントのJMB elite plusを目指しているのです。これにより得られる特典はサクララウンジ入室が年2回から年6回に。
1回の搭乗で入るポイント数は5ポイント。まだまだ先は長いですが千里の道も一歩から。地道に貯めていこうと思います。


出発当日、関東地方は前日より予報通り大雨。気象レーダーを見ながら雨の切れ間にバイクで出発。
…そういえば数日前、羽田空港にボーイング727がやってきて、天空橋近くのスポットに駐機していることを思い出しました。
レア機の727、これを逃したらもう二度と見れないかもしれない…と出発前に天空橋へ。
…既にいなくなっていました…。どうやら深夜のうちに出発してしまったようです…。
寄り道をしたせいか、雨脚は強まり、簡易カッパにも水が侵入。もうズボンはビショビショです…。


本日搭乗する便は8時15分発のJAL505便。到着地の天候は曇りになっていますね。
さてどうなることでしょう。


保安検査を通過し、まずは14番スポット横で本日の搭乗機を確認。本日はA350-900のJA09XJ。
うーん、せっかくなら大谷ジェットであるJA08XJがよかった!


最近のJAL搭乗は15番スポットからが多い気がします。5月の伊丹便搭乗も15番スポットからの出発でした。


到着地の気温は7度!?寒いですね…。秋をすっ飛ばして冬に行くような感覚です。


出発まで少々時間があるので、カードラウンジで出発前の荷物整理。
今回、往復分2枚のチケットを発券してもらいました。これで帰りは少し楽になります。


出発25分前の7時50分、カードラウンジを出て15番搭乗口へ向かうと既に優先搭乗が開始されていました。
JALは2024年9月11日より、通路が2本ある機材での搭乗順番が一部変更となりました。
細かい変更はこちらをご覧いただきたいのですが、窓側座席の乗客は優先搭乗の次、グループ3にて搭乗ができるように。
常に窓側を指定している私としては嬉しい変更です。
ボーディングブリッジの使用方法も変更となりました。以前はL1ドアはファーストクラス、クラスJの乗客、L2ドアは普通席の乗客が使用していましたが、普通席の右側座席を指定している乗客もL1ドアを使用することになります。


グループ3のほぼ先頭で機内へ乗り込んだので、まだ機内はガラガラ。


本日の座席は後方左側の59Aを指定していました。元々56Aを指定していましたが、48時間前の座席開放で更に後ろへ。


久しぶりのA350、座席についたらまずはパーソナルモニターを機外カメラに設定。


この機外モニターの映像、Wi-Fi等を通じてスマートフォンでも見れたら良いのですがね。
そうしたら画面スクリーン等で保存しておくこともできそうです!


外は大前。いやいいのです、羽田は雨降っていても現地が晴れていれば。
本日は機体中央部までクラスJとなっている、機体コンフィグX11、369名乗り。乗客は326名+3名なので90%近い搭乗率。
私の隣にも乗客がいます。定刻よりも若干早くドアクローズするものの、貨物の積み込みが完了していない模様。
大雨の中、ご苦労さまです…。


定刻10分遅れの8時25分、ランウェイ34Rへ向けてプッシュバック開始。

【機外カメラ】JAL A350-900 羽田空港ランウェイ34R離陸 (JAL505 ROVER TWO B DEPARTURE) DJIPocket2にて

いつも片手で動画を撮影していますが、雨粒でピントが合わない…。機外カメラを直接撮ってみることにしました。


先行機はいない模様、C5誘導路よりインターセクションでの離陸をリクエストし、アクセプト。8時39分、ランウェイ34Rよりテイクオフ。
雲はかなり低く、すぐに雲中飛行。乱気流の中を上昇し、激しい揺れ、肘掛けに捕まっていないと体が揺さぶられます。
突然フワッと落ちるような感覚は心臓に悪いですね…。


雲を抜けると乱気流も落ち着き、きれいな青空に。翼端の赤いウイングレットが青空に映えます。
私はホッキ貝と読んでいます←


朝ごはんは北海道どさんこプラザで購入した、佐藤水産の『鮭・いくらジャンボおむすび』です。
北海道に行ったら佐藤水産は一度はお世話になりたいところ。


中は鮭といくらがたっぷり。いくらが若干硬めでおにぎりにしても潰れず、歯ごたえがあって美味しいのです。
コンビニおにぎり等はご飯に味がついており、その分塩分も多くなりがちですが、このおむすびはご飯に味付けしておらず、中の具材とともに味わいます。


ジェット気流に乗り、時速1000km/h以上のスピードで北海道を目指す。エンルートはほとんどが雲上飛行でしたが、青森県に入ったあたりから地上が見えてきました。
これは青森県大間付近。有名な大間の黒マグロが水揚げされる漁港地です。
写真左側に原発のような建物が見えますね。こんなところに原発なんてあったっけな…と思いつつ、帰って調べたら建設中の大間原子力発電所でした。
反対運動、東日本大震災の建設中止を経て、運転開始時期は延期に延期を繰り返し、現時点では2030年度予定となっています。


新千歳空港はランウェイ01運用。最近はランウェイ19へ降りることがほとんどだったので、ランウェイ01は久しぶり。
大好きな街、函館が見えてきました。


函館の東側に位置する標高618mの恵山。現在も噴気を上げる活火山です。


遠くに見える富士山のような山は羊蹄山。蝦夷富士とも呼ばれています。


苫小牧へ向かっている太平洋フェリー、船名は『きそ』です。太平洋フェリーは苫小牧⇔仙台⇔名古屋を結ぶフェリー。
苫小牧到着予定は11時。ちなみに撮影時刻は9時35分。空路だとあと少しで到着ですが、海路だと時間も多くかかります。


フェリーを確認した4分後、苫小牧上空に到達。飛行機の速さを実感します。
遠くは晴れていますね。これは高気圧の淵でしょうか。もうちょっと頑張ってこっち側に来てほしいところ。


冬季は全面凍結するウトナイ湖。渡り鳥の休息地でもあります。道の駅も併設されており、観光名所となっています。


9時43分、新千歳空港ランウェイ01Rに着陸。きれいな秋空ですね。この晴れがずっと続いてくれたらいいのですが…。
ランウェイ01LよりQ400が離陸しました。

【機窓】JAL A350-900 新千歳空港ランウェイ01R着陸 (JAL505 ILS Z RWY01R Approach) DJIPocket2にて

着陸の様子を動画で撮影していました。


ランウェイ01Lをクロス。


新千歳空港の管制塔を入れて、出発する787を。背後はおなじみエアターミナルホテル。


定刻の9時50分ぴったり、新千歳空港11番スポットに到着。10分遅れで出発しましたが巻き返しました。


国内線では最大のA350、最後尾なので降機も一番最後。


ボーディングブリッジに降りた瞬間、北海道の冷たい空気を全身に感じます。
この『現地に降り立った!』瞬間が好きなのです。


ボーディングブリッジからはノーズギアが。
赤く『NO TOW』と書かれているのはトーイングバーの稼働しきい値を表しています。


北海道に来たからには、サッポロクラシックを飲まないといけませんね…。後で飲みましょう(^^)


A350、GPSは取得できるし、機内アナウンスもAUX収録できる、パーソナルモニターで機外カメラも見れる、最高の機体ですね。
一方、ANAは787だらけになってしまい、面白みがなくなっています…。


定刻通りのフライト、素晴らしいです(^^)
新千歳空港の展望デッキは午後順光、ちょっと早い昼ごはんで時間を潰して、昼前頃より撮影に入りましょう。

次回より新千歳空港撮影編です!

【機内アナウンス】JAL505便 機内アナウンス集(241009)

JAL505便機内アナウンス集です。


JAL505便GPSログです。画像をクリックすると詳細が表示されます。


【さつえい後記‐羽田空の日イベント】

9月28日、羽田空港で空の日イベントがあり、私も行ってきました。もちろん撮影機材はフル装備でいったのですが、当日は曇り空で撮影する気力もなく、記事にはしていませんでした。
スタンプラリー、気象教室、体験ワークショップなど、子供向けの内容がほとんどですが、私の目的はANAグループ社員有志で活動する「ANA Team HND Orchestra」のコンサート。
メンバーに747-400ジャンボ機の機長であった高柳さんがいるのです。退役数日前に搭乗したジャンボ機の機長が高柳さんであり、その翌々日、新千歳空港へのラストフライトを操縦したのも高柳さんでした。コックピットハッチから手を降る姿が印象的だったのです。
あれから10年、久しぶりに高柳機長にお会いすることができました。今回は人も多く、後続のステージ用意のためにすぐに撤収されてしまい、お話することは叶いませんでしたが、いつかお話できることを夢見ています。
ちなみに、写真の左から3番目、パイロット服を着ているのが高柳さんです(^^)



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