2014年07月28(月) ANA125便 羽田→那覇07:45→10:20
777-300 JA757A 座席:1K 羽田SPOT:59 那覇SPOT:32 高度:38000ft 速度:900km/h 区間マイル:984mile 金額:29490円(プレミアム株主優待割引)
私の遠征は基本的に1泊~4泊のゆったり目スケジュール。やっぱり現地でゆっくり撮影したり美味しいモノを食べてみたいので、ほぼ必ず1泊はしています。
逆を返せば日帰りでのフライトはほとんどない…なら修行の一環でやってみるか!ということで遂行日は7月28日に決定!!
次は乗る便です。単純に那覇や北海道を往復しても面白くない、どのルートが効率的かつ面白いか、を考えていた所、以前搭乗した『新千歳-那覇便』を思い出しました。KO!RE!DA!と思い、一瞬で以下のルートが思い浮かびました。
ANA125便 羽田(07時45分)⇒那覇(10時20分)
ANA1694便 那覇(12時15分)⇒新千歳(15時30分)
ANA078便 新千歳(19時30分)⇒羽田(21時05分)
ということで今回は『ANAで飛ぶ日帰り日本一周フライト』です!ちなみにANA1694便は国内線最長路線、ANA078便はスケジュール変更がなければポケモンジェットでの運航になる模様です。我ながら金掛けてアホなフライトをするもんです…w

ということで出発当日、5時前に起きてバイクで羽田空港へ。少し渋滞している国道357号線をすり抜け、羽田空港に到着したのは6時30分。前日は北海道から伸びる寒冷前線の影響で関東地方は夕方から大荒れの天気になっていました。寒冷前線は太平洋に抜けて朝からすっきり晴れています!

52番スポットには夜にお世話になるピースジェットが駐機しています。これから羽田-新千歳を3往復する予定が組まれています。

月曜日とはいえ、夏休み期間中の羽田空港は子供連れがとても多いです。

行きのANA125便はプレミアムクラス利用、なんか最近はここからしか出発していない気がしますw株主優待券を提出する為にカウンターに寄ります。
『本日は羽田から沖縄、そして新千歳…最後に羽田…?でよろしいでしょうか?』
私が日帰りで日本一周することを告げると驚いていると同時に笑顔で『素敵ですね!』と仰ってくれました。なかなか私のように羽田-那覇-新千歳-羽田を一日で飛ぶ人はいないようです。
『素敵な一日をお過ごしください!』と笑顔で見送られて保安検査場に向かいます。

レシート搭乗券は3区間分出るのかと思いましたが、2区間分の発券でした。それでも長いですw

これが今回発券した搭乗券。なるほど、3区間纏めて予約するとこのように発券されるのですね。合計金額を見てください。91480円…ちなみにこれに株主優待券代を含めると10万円超えてしまいました。あぁ゛~ボーナスがぁ~(^_^;)

出発までANAラウンジで休憩。今日は長い一日なのでビールは飲まず、リアルゴールドで気合いを入れます!

出発25分前、そろそろ搭乗口へ向かいます。今日の搭乗口は59番の模様。あれっ、この前も59番でしたねw

59番搭乗口に着くと既に小さなお子様ずれや体が不自由な方の搭乗が始まっていました。

今日の搭乗機は777-300、JA757Aです。

7時25分、優先搭乗が開始されました。早速乗り込みます。


コックピットではパイロットさんが出発準備を行っています。

本日の座席は1K。沖縄線ではおなじみの右側席です。天気が良ければ富士山が見えるのですよね。
挨拶に来てくださったCAさんにログブックをお願いし、本日の旅程を言うと『私達の乗務より大変ですね!』とやはり驚かれていましたw

隣の58番スポットにはA320が駐機しています。こちらはまもなくプッシュバックの模様。
『本日もスターアライアンスメンバー、ANAをご利用いただきましてありがとうございます。本日この便は満席のご予約を頂いていおります…』
続々と乗客が搭乗してきます。やはり夏休み期間中ということもあり、家族連れ、お子さんが多めです。
7時43分、定刻よりも2分ほど早くドアクローズ、7時47分プッシュバック開始。59番スポットからなのでフェイス・ノースでのプッシュバック…かと思いきや、フェイス・ウエストでのプッシュバック。
外ではサングラスをかけたグランドスタッフが無線でやりとりをしています。おそらくコックピットとのエンジンスタートのやりとりなのでしょう。
朝から南風が卓上している羽田空港、西行きの便なのでランウェイは16Rです。Z-TWYからE-TWYへ、そしてJ-TWYへ入りランウェイ16Rへ向かいます。
J-TWYでは隣のK-TWYをタキシングするスカイマークのA330の姿が。おそらく16Lより離陸する福岡行きの機体でしょう。
滑走路手前では一旦停止することなくランウェイ16Rへランナップ。前方の機外モニターではまっすぐ伸びるランウェイ。滑走路上で一旦停止し、8時ちょうど、ランウェイ16Rよりテイクオフローリング開始。右手には増築部分の国際線ターミナル、そしてメインの国際線ターミナル、オープンスポット…まだまだ機首上げしません。L-4誘導路を超えたあたりでようやく機首上げ。天気のいい関東地方、遠くには横浜のランドマークタワー、そしてベイブリッジが見ることができます。しばらくランウェイヘディングで飛行、そしてライトターン。那覇行きの便は東京ディパーチャーによってウェイポイントであるTAURAまでベクターされます。

まだ上昇中ですが、電子機器の使用制限が解除されました。右手に江ノ島と七里ヶ浜が見えます。

そして富士山!夏なので雪はかぶっていません。やっぱり雪をかぶった姿が一番綺麗ですね^^;


静岡県上空36000ftの朝食です。


知多半島が近づいてきました。遠くにセントレアも見ることができます。

今日は長い一日、トランジットの那覇・新千歳で撮影ミッションもあり、ビールでベロンベロンになる訳にはいかない…!ということでノンアルコールビール!
味は流石にホンモノのビールよりは落ちますが、飲んだ気分になるのでいいですね。実はノンアルコールビール飲んだの初めてなのですw
【140728】ANA125便(羽田⇒羽田)キャプテンアナウンス
キャプテンアナウンスを収録しました。

L1ドア横にあるスカイビジョン設定画面。

777-300の機内はあまり廻ったことがないので機内散策に出かけました。R3ドアより。

月曜日とはいえ満席の普通席。ドリンクサービスもまだ行っており、忙しそうでした。普通席のシートはジャンボ機のものと同じようですね。



R4ドアより。最後尾までいって折り返してこようかと思っていましたが、ドリンクカートで後ろまで行くことができなそうだったので、ここで折り返して戻っていきます。

777-300のギャレーとL4ドア。ドアの窓は小さめです。

キャプテンより…ということでトリプルのボーイングシール貰いましたw

ログブックはCAさんがキャプテンに交渉してくれたようで、キャプテンの直筆で書いていただけました!なかなか直筆サインが頂けない昨今、とても感激です!!
メッセージカードも合わせて頂きました。この大きな翼のシルエットは…ジャンボ?

のんびりしたフライトも終盤。奄美大島をみながら徐々に高度を下ろしていきます。

徳之島上空。徳之島空港を見ることができます。

徐々に沖縄本島に近づいていきます。本島北部に位置する伊是名島が見えてきました。

名護市付近より本島上空に入ります。伊江島や本部町、この付近に美ら海水族館があります。バスで行くと1時間半ほどかかりますが、飛行機だと15分ほどで着いてしまいます。やっぱり飛行機は早いですw
ここでベルトサインが点灯、電子機器の使用が制限されます。
機体は高度を下げながら名護市と宜野座市を突っ切り、本島を南下します。ログブックにも書いてありましたが、こちらのルートを通るということは那覇空港は北風運用のランウェイ36。真夏のこの時期に北風は珍しいですね。南城市を超えてもさらに南下、かなり大回りでベースレグ、そしてファイナルレグ。糸満市の南部海上には大きな積乱雲、そして海上はスコールが降っているようです。なるほど、この積乱雲を避ける為に大回りしていたのですね。
瀬長島上空をパスし、10時08分、那覇空港ランウェイ36にランディング。アイドルリバースで減速し、誘導路へ。そして32番スポットに向かいます。

10時12分、那覇空港32番スポットに到着!約3分ほどの早着になりました。隣の33番スポットには先日登場したスカイマークの『ワンピースジェット』が駐機しています。

今回座った1K席。お世話になったチーフパーサーにお礼を告げて降機します。

私が搭乗した機体は折り返し11時10分発のANA124便になるようです。

那覇空港に到着したANA125便、JA757A。
さて、次に搭乗するANA1694便は12時15分発。約2時間のトランジットタイムがあります。
晴れていたら展望デッキに上がって撮影をしようと思っていましたが、曇りがちの晴れ、そして再度保安検査を受けないといけない、タイムロスが発生してしまいます。
出発ロビーの南北コンコースで窓越しの撮影をすることにしました。ここならギリギリまで撮影していてもすぐに飛行機に飛び乗れますからね^^;
次回は7月28日、那覇空港撮影編です!
※8月9日追記:ついに航空機内電子機器使用に関する告示の改正が国土交通省から発表されましたね!航空各社も9月1日より電子機器の使用を解禁するとのこと。
今からワクワクが止まりません!今まで撮れなかったあんな景色、こんな景色…夢が広がります。正直なところ、私としては『あと一年早くやって欲しかった』というのが正直な感想です。やはりジャンボ退役には間に合いませんでしたからね^^;