飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2014年03月31日:ANA126便(那覇⇒羽田 747-400Dラストフライト①)~那覇空港での展示~


2014年03月31日(月) ANA126便 那覇→羽田12:30→15:00
747-400D JA8961 座席:39H 那覇SPOT:32 羽田SPOT:408 高度:39000ft 区間マイル:984mile 42770円(特割)

今回よりANAジャンボのラストフライトに関する記事をアップしていきます。予定としては全部で5回、もしかしたらおまけも…?
初回であるこの記事では、まず手始めに那覇空港に展示されていたジャンボのパーツやポスター、パネルなどを紹介したいと思います。撮影日はバラバラです。


ANAはジャンボ機の退役を記念し、那覇空港32番搭乗口前でジャンボ機の翼の一部やタイヤ、パネルなどの展示を行っていました。


これが翼の一部。どこの部分か分かりますか?ウイングレットです!
鹿児島空港でANAジャンボのウイングレットが展示されていましたが、そこよりも近くで見学できます。横幅は180cm、重さは60kgのこのウイングレット、大人がウイングレットの裏にすっぽり隠れてしまうほど巨大です。展望デッキから見るとチョコーンと付いているようにみえるのですが…w
どうやら成田メンテナンスセンターに展示されているものを持ってきたようです。


ジャンボの巨体を支えるタイヤ、こちらも巨大です。直径は150cm、重さは60kgあります。


『Boeing747の歩み』と題し、747-SR導入からの35年間を1枚のパネルにして展示されていました。
右は機材の比較。やはりジャンボは特別大きく、垂直尾翼もジャンボサイズですね。


3月31日ジャンボ機ラストフライトのポスター。最終便となる時刻も記載されていました。写真は那覇名物、垂直尾翼広角撮りですね。やはり那覇と言ったら青い海と青い空、そしてぶつかるかと思うくらいにバックしてくるジャンボです。


こちらは出発ロビー内にある手荷物カウンター。


こちらもラストフライトのポスターが張られています。


こちらは36番搭乗口前にあったパネル。羽田空港のANAラウンジにあったものと同じですね。
回りにはLUKE H. OZAWA氏が撮影した那覇での写真の数々が貼られています。


テクノジャンボに関する年表を追っていきましょう。1990年8月28日に1号機を受領し、同年11月1日に東京-大阪・札幌・福岡に就航開始しました。これは後に国際線機材となるウイングレット付きの747-400です。同日、このテクノジャンボの就航を記念して客室乗務員・パイロット・グランドホステス・男性地上係員の制服を一新しました。客室乗務員の制服は覚えている方も多いのではないのでしょうか。


1993年から2004年は特別塗装機ブーム。マリンジャンボ・スヌーピー号、ポケモンジェット等、数々の特別塗装機が多くの子供たちに夢と希望を与えてくれました。


2006年からはジャンボが終焉に近づきます。まずは2006年3月10日に『たんこぶジャンボ』の747SRが退役、そして2007年4月17日には早くも国際線機材のジャンボ機が登録抹消となりました。
そして2014年3月31日…全機が退役し、次世代の翼に引き継がれます。


ここからは保安検査場外。那覇空港のA&W前ではラストフライトのポスターに合わせてジャンボ就航当初のキャンペーンポスターでしょうか。また747-SRのパネルも展示されていました。


こちらは3階の手荷物預けカウンター。『BOING747 退役まであと*日』とカウントダウンを行っていました。この写真を撮ったのは3月29日です。


3月30日、ANA137便で那覇に到着したら『イベント案内』が出ていました。
ラストフライトセレモニー以外にもウェルカムホールで部品販売や寄せ書きコーナーがあるそうです。


そして3月31日、規制線が外され、自由に触れたり記念撮影が出来るようになっていました。


ラストフライト前には勇姿による横断幕が。テレビにも出ていましたね。

次回は3月31日の那覇空港編、那覇最後のランディングとなるANA127便が那覇空港に到着します!出発ロビーから撮ったのでタッチダウンの瞬間は写せませんでしたが…。

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