飛行機さつえい奮闘記

旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!

2016年03月18日:千歳基地2(政府専用機のタッチアンドゴー!)


しばらく間が空いてしまいました。今週の土日は地元千葉市で開催されたレッドブル・エアレースを見に行っていたのです!
ニュースなどで話題になっていますが、日本人パイロットの室屋義秀選手が悲願の初優勝を果たしました!その記事はいつか書くとして…。


エアレースより1枚。室屋選手の機体です。日本での開催で、さらに初優勝、この日のお酒はとても美味しかったと思います。おめでとう!室屋選手!


タッチアンドゴーの訓練に出発した政府専用機、エアバンドでは『シグナス1アルファー』を追いかけていましたが、千歳ディパーチャー⇒千歳アプローチ⇒千歳ディパーチャーなど、コロコロ周波数を変えて、大回りで千歳基地に帰ってくるようです。


その理由は先に訓練に出ていた第201飛行隊、さらに第203飛行隊が帰ってきたのです。
その201飛行隊の帰還から一枚。イーグルさんがT-4さんに顎クイされています(^^)


政府専用機は順調にILSアプローチ、そして千歳タワーよりランウェイ36Lのタッチアンドゴーの許可がでました。
ファインダーで追っていたら突如フルスロットル、ゴーアラウンドです!これも訓練の一貫なのでしょうか。
上空を大きな機体が通過していく姿をあんぐりと口を開けながら見送っていました。


今度はランウェイ36LへのVORアプローチからのタッチアンドゴー。今回はトラフィックがないので、千歳アプローチは小回りでレーダー誘導。私がいた場所からはトラフィックパターンに入る政府専用機がずっと見えていました。
そしてランウェイ36Rへのタッチアンドゴーの許可!




タッチダウン!


前輪もタッチダウン!


すぐにフラップをテイクオフポジションへセット、エンジンをフルスロットル、飛びた立っていきます!


同じパターンで3回のタッチアンドゴーが見れました。管制官は『タッチアンドゴーの後、どうする?』と聞いてくるので、この内容を聞いていればタッチアンドゴーの後の予定が分かります。
このタッチアンドゴーの後、コールサインを変更し、他の訓練に向かうようです。


飛び立った後、コールサインは『シグナス1ブラボー』に変更となりました。そして千歳ディパーチャー、札幌コントロールにコンタクト…おそらく1~2時間したら帰ってくることでしょう。


政府専用機のタッチアンドゴーを撮影していると、滑走路反対側にも車がたくさん止まっている場所があり、撮影ポイントになっているようです。
マップで距離を測ってみると約3km…。タクシーを使うのが最善ですが、時間もあることですし、歩いてみることにしました。


現在の千歳基地の滑走路は元々千歳空港でした。ターミナルが手狭になり、現在の新千歳空港のターミナルを建設、合わせて空港用の滑走路を建設し、旧千歳空港は千歳基地に、そして新ターミナルは新千歳空港になりました。
千歳基地と新千歳空港は誘導路で接続されており、滑走路に障害が発生した際は相互に協力できます。


ランウェイエンドに到達。第201飛行隊が午後の訓練に向かう模様です。


C-1輸送機はランウェイ36Lを使用してランディング。雷のようなJT8Dエンジンが鳴り響きます。


約40分歩いてたどり着いたポイント!ランウェイ36Rのアーミングエリアの近くです!順光で良い撮影ができそうです!


千歳基地・新千歳空港管制塔と第201飛行隊。千歳基地と新千歳空港は両面管制、航空自衛隊が航空管制を行っています。


滑走路の白を反射し、雪レフと同等の効果が出ています。自衛隊の滑走路ってアスファルトではなく、コンクリートが多いですよね。
アスファルトは一瞬の荷重には強いが、持続的な荷重には弱い、逆にコンクリートは一瞬の荷重には弱いが、持続的な荷重には強いという特徴があります。
民間機のエプロンがコンクリート、滑走路がアスファルトなのはそのような理由があるからです。
自衛隊は機体自体が軽いし、アフターバーナーを炊くのでコンクリートのほうがいいのでしょうか。


第201飛行隊が帰ってきました。
ランウェイ01Rにランディングする民間機と絡めてみようと思いましたが、草むらに突っ込んでしまいました^^;









このポイント最高ですね!ランディングが真横で綺麗に撮影できます!


午後の訓練の千歳救難隊。パイロットさんが手を振っていました。


救難隊のU-125AとJALの777-200。

まもなく政府専用機が千歳基地に帰ってくるようです。次回は千歳基地最終回、政府専用機のランディングです!

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ