
4月30日、朝から晴れ渡り、綺麗な青空が見えています。前日に晴れなかったのは残念ですが、この日は昼から北海道新幹線に乗って函館に向かいます。その函館も朝から快晴で、一日中晴れの予報のようです。

午前中は青森駅近くに係留されている青函連絡船メモリアルシップの『八甲田丸』を見学。港周辺は遊歩道になっています。綺麗な斜張橋は青森ベイブリッジ。青森中心部の渋滞緩和を目的に作られたバイパスです。夜は鮮やかにライトアップされていました。

函館の摩周丸は青色でしたが、青森の八甲田丸は黄色!遠くからもよく目立ちます!

青森ベイブリッジには展望エリアが設けられており、橋桁から階段を伝って登ることができるようです。青函連絡船時代は青森駅には3つの桟橋があり、この付近は第一岸でした。

八甲田丸が係留されている場所は第二岸。さらに奥に第三岸がありました。

反対側も登ってみました。青森駅の西側は住宅街になっているのですね。

八甲田丸の前には『青函連絡船戦災の碑』がありました。太平洋戦争では物流の大動脈であった青函連絡船も米海軍の攻撃にあい、複数の船が撃沈、多数の犠牲者がでてしまいました。この碑は戦災から60年の節目にあたって建立したものです。

桟橋は当時のまま。

青函連絡船と言えばこのマスコットキャラクターのイルカちゃんですね!中心には八甲田山系と水連沼が描かれています。

八甲田丸の中に入っていきます。摩周丸や羊蹄丸と同様、資料館になっています。


当時の青森駅を再現したコーナー。



この座席は当時のグリーン車。とても快適そうです!


4人寝台室。

こちらは船長室。

運航電報控帳。主に台風の影響による運休情報が書かれていました。

そして操舵室!中央に立てば航海士気分!

こちらは無線室。中央の時計の3時と9時の台に赤い部分があると思います。これはサイレントゾーンといい、救難信号などの緊急信号を受信しやすくする為に通信を制限する時間帯を設けていたとのことです。


煙突展望台にも登れるようです!摩周丸や羊蹄丸はここまで登れませんでしたね。

青函連絡船といったら、なんといっても車両甲板…なのですが、摩周丸や羊蹄丸は見学できませんでした。この八甲田丸は唯一、車両甲板を公開しています!




車両甲板には展示車両のように客車やディーゼル機関車などは載せておらず、主に貨物を載せていました。晩秋の青函連絡船は車やバイクも載せていたとのこと。

八甲田丸の心臓部、エンジンルーム。今でもオイルのくすんだ臭いが漂っています。


エンジンルームの隣にある集中制御室。操舵室に続き第二の頭脳と言われており、冷暖房と防音完備でした。

車両甲板やエンジンルームなどは他の青函連絡船では見学できなかった部分、まさに男のロマンが詰まった場所でした。今回は時間がなく、早足で説明文などじっくり読むことができなかったので、またのんびりと訪れてみたいです。

八甲田丸を下船して前から。これで展示されている青函連絡船は『摩周丸』『羊蹄丸』『八甲田丸』の3つをコンプリートしました。羊蹄丸はもう解体されてしまいましたが…。

八甲田丸の前には石川さゆりの名曲『津軽海峡 冬景色』の碑があります。時代の流れで歌詞の中にある『上野発の夜行列車』も『連絡船』もなくなってしまいました。今は上野発の新幹線、降りたら既に函館です^^;

先代の青森-函館の大動脈を見学した後、現代の大動脈となった北海道新幹線に乗るのは時代の流れをヒシヒシと感じます。
次回はいよいよ北海道新幹線で函館に向かいます!20数年ぶりに陸路で北海道に入ります^^;