2014年11月02日(日) ANA696便 山口宇部→羽田12:45→14:15
767-300ER JA616A 座席:11G 山口宇部SPOT:3 羽田SPOT:69 高度:37000ft 速度:870km/h 区間マイル:510mile 金額:10490円(旅割21B)

展望デッキで私が搭乗する機体のスポットインを見届けた後は、山口宇部空港のラウンジへ。地方空港らしくあまり大きくないラウンジです。

私のお目当てはこのドリンクコーナーの…

山口県産みかんジュース!このように地方空港のラウンジはご当地ドリンクが置いてある所が多いので楽しめますね!

ラウンジ名称の『きらら』は2001年に開催された『山口きらら博』から取られたものです。博覧会終了後も『きらら』という名称は山口県内の施設や団体の名称に使用されています。山口県が所有している消防防災ヘリの名称も『きらら』と命名されています。

過去には新千歳や那覇線もあった山口宇部空港ですが、現在は羽田線しかありませんね。

10月26日から羽田線は9往復から10往復になりました。ANAからの置き換えとはいえ、新規航空会社の就航は山口宇部空港にとって念願のことでしょう。

保安検査場をすると搭乗機が待ち構えています。

優先搭乗が開始されました。11月より優先搭乗の順番が代わり、はじめにANAプレミアムメンバーのダイヤモンド会員、次にプラチナ・SFC・スターアライアンスゴールド・プレミアムクラス利用の乗客、最後に一般の乗客となります。要はダイヤモンド会員が最優先で乗れるということです。
ちなみにブロンズ会員は優先搭乗を受けられず、最後のすべての乗客…に含まれます。

ボーディングブリッジに掛けられているすだれには秋の飾り付けがされていました。

開放感のあるガラス張りボーディングブリッジ。中部国際空港に設置してあるものと同一でしょうか。

コックピットではパイロットさんが出発の準備中。山口宇部空港の管制塔と一緒に。

機内へ乗り込みます。

本日搭乗しているJA616Aは主に近距離国際線を飛んでいる機体であり、その間合い運航となります。座席はビジネスクラスが35席、エコノミークラスが179席の全214席仕様。この機体が国内線で運航する際はプレミアムクラスの設定は行わず、オールエコノミーで販売します。
私は前方に設置しているビジネスクラス最後方である『11G』を指定しました。国内線プレミアムクラス並の大型シートです!

シートは電動でのリクライニング。

シート配列は2-1-2の5アブレスト。これも767-300のプレミアムクラスと同様です。一人がけシート、座ってみたいのですが…やっぱり窓側がいいですね…w

窓の外にはエンジンが見えます。なかなかいい席です(^^)
P『UBE Radio,All Nippon696』
UBE『All Nippon696,UBE Radio,go ahead』
P『All Nippon696 to TOKYO,Flight level370,Gate3,We have 03Z Weather』
UBE『All Nippon696 to TOKYO,Flight level370,Temperature 21,QNH 2978,Standby for clearance』
P『2978,All Nippon696』
管制塔とANA696便のやり取りが聞こえてきました。山口宇部空港は航空管制官を置かないレディオ空港、運航に必要な情報をパイロットへ伝達し、その情報を元に機長は自らの判断で離着陸を実施する空港です。その後のATCクリアランスで出発方式はHIMESHIMA ONE DEPARTUREの指定がありました。

214名の座席に対し、本日の乗客は175+6名。かなりの埋まり具合です。そんな中、私の隣の乗客がなかなか搭乗してこない…。
14時45分、チーフパーサーが跳ね上げ式のドアをクローズ、結局隣の乗客は来ないままでした。もちろん前方のビジネスクラスは隣以外はすべて埋まっています。なんというラッキーなのでしょう♪

隣の2番スポットは主にJALが使用します。
P『UBE Radio,All Nippon696, Commence to push-back』
UBE『All Nippon696,push-back Runway25』
宇部レディオには指示をする権限がない為、パイロットは~しますという『Commence』を使用して宇部レディオに通達します。そして宇部レディオも『approved』という言葉を使用せず、離陸に適切な滑走路のみ伝達します。

ふと、座席左側の肘掛けが開けられる…開けてみたらコントローラーが入っていました。

天井モニターでは安全のビデオが放映されます。このビデオも新制服と同時に変更になってしまうのでしょうか。

P『UBE Radio,All Nippon696 Ready』
UBE『All Nippon696,Wind 250 at 12, Runway is Clear』
P『Runway is Clear All Nippon696』
ここもレディオ空港特有のフレーズ。通常の『離陸を許可します』という意味の『Cleard for Take off』ではなく、『滑走路上に支障となる障害物はありません』という意味の『Runway is Clear』を使用します。

ランウェイ25に進入していきます。山口宇部空港の滑走路は2500m、ジャンボ機も発着できる滑走路長です。過去にチャーター便でJALのジャンボ機が飛来したことがあります。

エアボーン!『Y』が切れた残念賞!

山口宇部空港のターミナルビル。背後は住宅地です。ちなみに山口宇部空港の現在のターミナルビルは三代目。写真の一番左が初代ターミナルビル(現貨物ターミナル)、真ん中が二代目ターミナル(現国際線ターミナル)、左が現在の国内線ターミナルビルです。ターミナルビルが3世代に渡って残っている珍しい空港なのです。

かなりの急角度で上昇する767-300ER。グイグイ登っていきます!

離陸直後はレフトターン。宇部の工業地帯が見えてきました。この後、宇部レディオから築城基地のレーダー管制に引き継がれ、レーダーベクターされます。そして今日は全国的に雲が多めのようで、地上の景色は見れないようです。

ベルトサインが消灯、座席周りをいろいろいじっているとパーソナルモニターが出てきました。下部に貼ってある機内アナウンスでも聞けますが、この便は国際線機材を使用していますが、パーソナルモニターなどのエンターテイメントは使用できないとのこと。

どうやら水平飛行はたったの20分ほどのようです。偏西風に乗ると早いですね。

プレミアムクラスと同等の席なのに食事が出ないのは寂しい…ということで、山口宇部空港でサンドイッチを買っていました。ANA My Choiceで販売しているほたてのチャウダーと一緒に頂きます。

このほたてのクラムチャウダーはまるごと一個のほたてが入っています。ほたてエキスが染みこんでおり、美味しくいただきました。(提供された時点であと5分でベルトサインが点灯すると聞き、ちょっとヒヤヒヤでしたが…w

10月よりANAの機内販売にSuicaが使用できるようになり、さらに便利になりました。Suicaで購入したお客様へ配布している…とのことでSuicaペンギンのしおりを頂きました。

あっという間に東京アプローチの管制圏内。羽田空港は南西の風が強く、南風運用の模様。そして聞こえたフレーズは『Vector to BACON』!!
BACON ARRIVALからのRunway22 LDA APPROACHです!!このアプローチであれば右席からは千葉市の街並みが見れるのです!

心配していた雲は高いようで、地上がよく見えました。茂原駅上空です。

千葉市に入りました。千葉都市モノレールの終点駅、千城台駅周辺です。

稲毛区。千葉都市モノレールの車庫やスポーツセンターも見えます。

稲毛区~花見川区。

そして稲毛海岸上空に入りました。検見川の浜から幕張の浜、そして幕張新都心まで一望できます。

幕張新都心をアップで。マリンスタジアムや幕張メッセ、ビル街まではっきり見えます。ガキの頃は南西の風が強くなり、ランウェイ22を使用するようになると、よくこの幕張新都心付近まで自転車を漕いで飛行機を見に行ったものです。当時は『将来、あの飛行機のほうから写真を撮るぞ!』と思っていましたが10年越しに叶いました。

バイクで1時間かかる道のりも飛行機なら10分ほどで着いてしまうのですね。やっぱり飛行機はとても早いです。

新浦安を超えて東京ディズニーランド。

葛西臨海公園。遠くに東京スカイツリーも見えます。

東京ゲートブリッジ。まもなくファイナルレグに向けてレフトターンします。

城南島を通過。

頭上のモニターにはランウェイ22の滑走路が映しだされました。

14時12分、羽田空港のランウェイ22にランディング。逆噴射をかけて減速します。スポットは69番の模様。第二ターミナルの一番南端に位置するスポットです。地方路線は羽田空港では端っこに追いやられがちですね…。

JALの格納庫の前に政府専用機が駐機していました。69番スポットであれば、国際線ターミナルの前を通過してL-2誘導路からA滑走路をクロス、H-TWYをタキシングし69番スポットに向かうルートが想定されます。エアバンドを聞き逃しており、ルートは分かりませんでした。

想定通り、国際線ターミナルの前を通過します。そしてL-2誘導路からA滑走路をクロス、緊張が高まります…。

政府専用機!!

60周年の記念ステッカーも健在です。

本当は隣のG-TWYをタキシングしてくれたほうがいいのでしょうが、贅沢は言えません!このように今まで指を加えて見ていただけの光景も撮れるようになったのは非常に嬉しいことですね。

興奮もつかの間、14時21分、ANA696便は69番スポットに到着しました。

降機中に自席をフルリクライニングにしてみました。ボーイング787の近距離国際線で使用されているビジネスクラスよりはリクライニングしませんが、フカフカのシートはアジア・中国線であればゆっくりできそうです。

こちらは1列後ろの普通席。ANAジャンボ機と同形シートですが、各席にパーソナルモニターが装備されています。

お世話になったCAさんにお礼を告げて降機します。


ズラリと並ぶANAの尾翼。あまりにも美しい光景だったので一枚パチリ。

約8分遅れでの到着となりました。ただ、大型シートでの空の旅は遅延も大歓迎です^^;
さて、今回は北海道の青空の下、ヒコーキの写真を撮り、美味しいモノを食べ、温泉に入り、下関の実家ではノンビリ、そして帰りの便では国際線機材、しかもランウェイ22、着陸後は政府専用機によるお出迎え…と最高の旅行になりました。これで現在たまっているプレミアムポイント(PP)は43000PPです。残すところ7000PP…もう台風は大丈夫でしょう^^;
【141102】ANA696便(山口宇部⇒羽田)機内アナウンス集
ANA696便機内アナウンス集です。

ANA696便GPSログです。リンク先を開くと詳細が表示されます。