引き続き、サッポロビール北海道工場見学の記事となります。

実際にサッポロビール工場を回りながら、ビールの製造方法を学んでいきます。
見学中の撮影はOKだが一部撮影不可の場所あり。SNSも大歓迎、動画はNGとのこと。

ビール作りには大麦とホップが欠かせません。
外国産の大麦やホップを使用したビールが多い中、サッポロクラシックは北海道産網走地区・富良野地区で収穫されたものを一部使用しています。
サッポロクラシックはドイツの伝統的な醸造法の一つである『ホッホクルツ製法』を用いています。
「高温短時間製法」とも呼ばれ、麦芽を高温で短時間処理することで、麦芽本来の旨みを引き出すことが特徴です。
この製法により、ビールはコクがありながらもスッキリとした飲み心地を実現しています。

ビール作りは『仕込』『発酵』『熟成』『ろ過』の工程に分かれており、このタンクは仕込釜。似ているようですべて役割が異なります。
ホッホクルツ製法が行われているのが一番左側の釜、ホップを加えるのが一番右側の釜。


外に見えるのが発酵タンク、熟成タンク。低温で数十日貯蔵します。

発酵タンクは14本、熟成タンクは40本あるとのこと。この先はパッケージラインにより撮影禁止。
当日は『麦とホップ』のパッケージを行っていました。パッケージ工程は瓶ビールと缶ビールのラインがあり、缶ビールラインは1分間に900缶(350ml・500ml)の生産が可能、瓶ビールラインは生産量の減少により月2回ほどの稼働とのこと。
瓶ビールの製造ラインは非常に長く、すべて直線に伸ばすと500mほど、最終工程は人による目視検査。1分間に250本の瓶ビールを2名体制で検査しています。
非常に目が疲れるので10分交代にて実施しているとのこと。

今更ですがサッポロクラシックについて。
サッポロビールが製造・販売している北海道限定のビール。ホップには「ファインアロマホップ」を100%使用しており、爽やかな香りと味わいを実現しています。製造方法には、先に述べた「ホッホクルツ製法」を採用しています。
1984年、地元の皆様に新鮮なビールを届けたいという思いから全国の醸造技術者が北海道に集められました。
北海道らしい美味しいビールとはどんな味だろうか。北海道の食材を引き立たせること、春夏秋冬がはっきりした気候に相性があうこと、麦の旨味を十分に感じることができること、北海道らしい爽快な味であること、長い議論の末、サッポロクラシックビールは1985年に北海道の皆様に感謝を込めて誕生しました。
当初の缶デザインは、札幌第二工場(現・サッポロビール博物館)をあしらったものです。

1988年は五芒星と麦をモチーフとしたデザインに変更。(写真右)
1996年には、パッケージの基調色を青とし、「CLASSIC」のロゴデザインを縦長の字体とした現在のスタイルに変更されました。(写真左)



廊下にはサッポロビールの広告がずらり。

過去のサッポロクラシック広告もあります。


さぁ、いよいよお待ちかねの試飲タイムです!

サッポロクラシックのカラー、青と白の机が並んだフロアに出てきました。外は北海道の大地が見渡せます。

プロのマイスターがサッポロクラシックを注いでくれます。おつまみの柿の種一袋、ビールは2杯まで提供。
運転手や未成年者にはソフトドリンクの用意もあります。

コールド・クリーミー・クリア、三拍子揃った完璧に近いサッポロクラシック「パーフェストクラシック」の出来上がりです。

持ってきたサッポロクラシック缶と一緒に。

案内員さんの掛け声で一緒に【サッポロクラシック!】
泡はきめ細やか、ビールは非常にクリーミー、柔らかいといった感想のパーフェクトクラシック。あっという間に1杯を飲み干してしまいます。

おかわりおかわり。

これで終わりと思いきや、案内員さんはおうちでもできるビールの美味しい注ぎ方を披露。サッポロビールが提唱している三度注ぎです。
1.最初の注ぎ:高い位置から勢いよくビールを注ぎ、グラスの約半分を泡で満たします。泡が落ち着くまで待ちます。
2.二度目の注ぎ:低い位置から静かに注ぎ、再びグラスの約半分を泡で満たします。泡が落ち着くまで待ちます。
3.最後の注ぎ:再度低い位置から静かに注ぎ、泡がグラスの上部にこんもりと盛り上がるまで注ぎます。
そのようにすることにより、こんもりした泡はグラスを揺らしても倒れず、美味しいビールが出来上がります。

案内員さんが実演したビールを試飲したい方を募集していましたが、だれも手を挙げなかったので私が立候補してしまいました。
炭酸が程よく抜けて口当たりが滑らかに、香りが立ってきめ細かい泡を楽しめます。

サッポロビール工場の模型がありました。広いですね。なるほど、初めの受付場所はレストラン併設、ぐるっと回って同じ場所に戻ってくるのですね。

最後は併設の売店へ。

サッポロクラシックのショッピングバッグ、センスが良くてよいですね。
沖縄には同じくオリオンビール柄のショッピングバッグ等売っており、ちょっと沖縄旅行で浮かれた人みたいな感じが出てしまいますが、これは普段使いでもよさそうです。

このサッポロクラシックのビールゼリーチョコレートを買っていきましょう。サッポロビール博物館限定ということは札幌市のほうのもの?

サッポロクラシックを飲むことは、
豊かな職を愉しむことこと。
澄みきった空気を味わうこと。
多彩な四季を堪能すること。
広大な土地や大自然を敬うこと。
サッポロクラシックは北海道の食材、風景、空気と合わさることにより、その美味しさが発揮されると仰っていました。
これからも北海道とサッポロクラシック、推させてもらいます。

結局3杯もビールを飲んで酔っ払っています。
次の電車は10分後、それを逃すと次は40分後...氷点下の外でも体は熱く、ダウンの前を開けて駅まで早歩き。
なんとか間に合いました…。
次回は2月6日新千歳空港撮影編です。
【さつえい後記-ファースト・クラシック】

私がサッポロクラシックを知ったのは2013年のANAステータス修行をしたとき。
新千歳空港で飲んだサッポロクラシック。なんて爽やか、まろやかで美味しいビールなんだ…こんなビールが北海道にあるのか!?と感動した思い出です。
今回のツアーにも外国人を中心に『ファースト・クラシック』となった方が複数いました。
ファースト・クラシックでこんなにも美味しいビールを飲んでしまうと、これは虜になってしまうこと間違いなしですね。